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エンタメ

2017年 ベストニットニャンキング

提供:ポプラ社、光文社 他

目次

このクイズの答えは以下の6本のコラムを読むとわかります。
このコラムを読んで答えを探してください。
クイズにお答えいただくと、正解者の中から抽選で50名様に500円分の図書カードをプレゼント!
<1月9日(日)締め切り>
以下のサイトから郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を入力の上、クイズに答えください。

※個人情報は商品の発送の目的に利用します。
※賞品は広告主提供。

【第6回】いつ、何が売れるかわからない面白さ

 出版、書店のトピックスとして今年の大きな話題は、やはりカズオ・イシグロさんのノーベル文学賞受賞でしょう。世界的に最も注目される賞で、日本出身の作家が受賞したこともあり、受賞直後は当店にも人だかりができたほどでした。カズオ・イシグロさんは2015年に弊社でサイン会をしたこともあり、個人的にも思い出に残っています。

【第5回】書店は一番身近なパワースポット

 文芸書のベストセラーで今年を象徴する出来事は、恩田陸『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)の直木賞・本屋大賞のダブル受賞でしょう。直木賞の選考委員と書店員が名作だとたたえ、売りたいと推した「今年読むべき一冊」と言えます。村上春樹の新作長編『騎士団長殺し』(新潮社)、東野圭吾の『マスカレード・ナイト』(集英社)、芥川賞受賞から2作目が注目を集めた又吉直樹の『劇場』(新潮社)など、人気作家も大いにワクワクさせてくれました。

【第4回】本や言葉への関心の高まりに期待

 単行本・実用書部門では、料理やダイエットなど例年はテレビ発信の本がヒットすることが多いですが、今年はそれがありませんでした。さらに「食べること」よりも「健康になること」に多くの人の関心が集まったようです。実用書の1位と2位は『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』『どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法』でともにサンマーク出版の書籍でした。この「開脚本」は、電車の中で広告を見かけて気になったという人も多いのではないでしょうか。2016年春に発売されてから、コツコツと積み上げてきた出版社の努力が実った大ヒットと言えます。

【第3回】派手でおしゃれな新作に期待

 2018年の上映映画期待度ランキングのトップになっている『キングスマン:ゴールデン・サークル』は、2014年のイギリスのスパイ映画『キングスマン』の続編です。ド派手でキレッキレのアクションとスタイリッシュな映像にはファンも多く、続編への期待が高まっているのでしょう。アクションやSF映画は、特に大きなスクリーンで体感してほしいですね。『君の名前で僕を呼んで』は、ボーイズ・ラブを描いた作品、『シェイプ・オブ・ウォーター』は、各国の賞でも注目されているファンタジーです。どちらも、観ておきたい「おしゃれ映画」として、映画ファンの心をくすぐっているのだと思います。

【第2回】余韻に浸れる映画が爽快にヒット

 2016年が『君の名は。』や『この世界の片隅に』『シン・ゴジラ』など、邦画で日本の歴史や日本のよさ、そして自分自身などを見つめ直すような作品が多かったのに対し、今年は明るめの洋画のヒットが目立ったように思います。年明け早々にあったアカデミー賞®でのノミネート数から話題だった『ラ・ラ・ランド』は、その発表と授賞式でのハプニングも大きなインパクトを残しました。肝心の作品は、「何が始まるんだろう」とワクワクさせるオープニング、抜けのある明るさなどがすばらしく、フィルマークスでも映画公開から3日でレビュー数1万件を超えるなど、映画ファンの間でも注目を集めました。

【第1回】ベストセラーから垣間見える社会と心

「2017年年間ベストセラー」で総合1位となった佐藤愛子さんの『九十歳。何がめでたい』(小学館)は、2016年の夏に発売された本ですが、今年も順調に売れ続けました。日常のあれこれをストレートにぶつけたり毒づいたりしている佐藤節が多くの人の心を捉えたのでしょう。中高年の方々の共感を呼ぶとともに、子どもが手にしたり、読んで元気をもらったから友人にプレゼントしたりするなど、幅広い世代に届いた一冊です。

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