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マンガ

「怖い客に当たった」同僚へ イライラしなくなる〝魔法〟の助言は

漫画「知ってる僕」の一場面。
漫画「知ってる僕」の一場面。 出典: 稲空穂さん提供

「特別じゃない日」をテーマにした単行本が発売された漫画家・稲空穂さん。漫画「知ってる僕」に込めた思いを聞きました。

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漫画のあらすじ

コンビニでバイトする女子高生は、同僚が怖いお客様に怒鳴られていたと知って、落ち込む同僚を気づかいます。

過去に先輩に言われた言葉を思い出し、「怒っちゃうお客さんはきっと、その日やなことがあったんじゃないかな。仕事で上司に怒られたとか、たくさん買った宝くじが一枚も当たらなかったとか、今日だけで三回も転んだとか…って思うと、イライラしなくなりますよ。先輩からの受け売りですけど」と助言をします。

後日、同僚は女子高生に言われた助言を別の先輩に伝えて「素敵な先輩さんですね~!」と笑顔で話します。

その「先輩」こそが、本人でした。「先輩」は照れて何も言えませんでした。

作者・稲空穂さんからのメッセージ

このお話は、「特別じゃない日」第一巻に描いた「知らないきみ」というお話と続いています。

人は色々な「顔」を持っているもので、私自身家族に見せる顔、友人に見せる顔、ご近所さんに見せる顔……たくさんの「顔」を使い分けています。

大切な人に向ける顔は、やはり自分の中で一番いい顔になっていると思うのですが、今日、お店のレジで対応をしてくださった方も、すれ違っただけの見知らぬ人も、必ず誰かの大切な人なのだ、と。

そう思うと、お一人お一人との出会いがとても大切なものに思えてきます。

そんな気持ちで描いていたふたつのお話です。

【関連マンガ】「知らないきみ」先輩の名助言が生まれたストーリー
稲空穂さんのXがこちら

書籍「特別じゃない日」の第1集はこちら

書籍「特別じゃない日」の第2集はこちら

書籍「特別じゃない日」の第3集はこちら

書籍「特別じゃない日」の第4集はこちら

書籍「特別じゃない日」の第5集はこちら

withnewsでは毎月、稲さんの漫画とともに作品に込めたメッセージについてのコラムを配信しています。

【過去の作品はこちら】

特別じゃない日

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