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ネットの話題

「ホラー」すぎる…歯科衛生士が本気出した〝お菓子〟に20万いいね

過去の作品もすごい

歯科衛生士さんが本気で作った「ドラキュラの歯」
歯科衛生士さんが本気で作った「ドラキュラの歯」 出典: ヨシダのX(@yoshida_1906)より

目次

歯をむき出しにしてあざ笑っているような口元――。そんなお菓子が、X(旧Twitter)で話題になりました。実はこれ、すべて市販のお菓子から作ったもの。歯科衛生士さんが本気を出した、不気味でユーモアたっぷりの作品でした。

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インパクトありすぎ「七つの口元」

話題になったのは、歯科医療機器メーカー・ヨシダ(東京都台東区)の公式アカウント(@yoshida_1906)がハロウィンに合わせてXに投稿した「ドラキュラの歯」です。

不気味な口元が七つ並ぶ光景はかなりのインパクト。「歯科衛生士が本気でハロウィンのお菓子作りしました」という投稿に、ユーザーからは「これはホラー」「悪夢にうなされそう」「完成度が高すぎる!」といったコメントが寄せられています。

この「ドラキュラの歯」は、ヨシダに勤務し、Xの「中の人」でもある歯科衛生士さんの手作りでした。歯も舌も歯茎も、すべて市販のお菓子でできています。

「歯はポン菓子で再現するとそれっぽくなりました」という投稿は、「いいね」が20万を超える反響でした。

「中の人」に聞きました

「イベントや企画は、『やるからには全力で!』という考え方の『中の人』と会社なので、ハロウィンイベントを手軽に楽しむためのお菓子作りを企画しました」

ヨシダの担当者はそう話します。

「ハロウィンのお菓子というと、おばけや目など少し怖いものが多いと思います。『中の人』は歯科衛生士なので『お菓子作るなら歯がいいな……』と思い、ハロウィンらしくドラキュラの歯のお菓子を作ることにしました」

材料は、ビスケット(土台となる部分)やペンチョコ(歯茎)、ポン菓子(歯)、さけるグミ(舌)などです。

ドラキュラの歯に使ったお菓子たち
ドラキュラの歯に使ったお菓子たち 出典:ヨシダのX(@yoshida_1906)より

担当者によると、「さけるグミ」を舌のような形に切って使った点がこだわりポイントだといいます。

担当者は「当初はポン菓子の歯とピンクのチョコペンで歯茎だけを作る予定でしたが、お菓子売り場を探していたら『さけるグミ』と目が合い、気づいたら手に取っていました」と話します。

舌のように形を整えたら「これは舌だ…」と確信したそうです。

さらに、「昔から大好きなポン菓子のポテンシャルの高さには脱帽です。歯の名称でいうと3番(犬歯)のような形ですよね!」と話します。

ドラキュラの歯に使ったお菓子たち
ドラキュラの歯に使ったお菓子たち 出典:ヨシダのX(@yoshida_1906)より

材料と作り方は

制作時間は10分ほど。「とても簡単なので、ご家族やご友人とワイワイ作るのにピッタリです!」と担当者はすすめます。

Xでは、「ドラキュラの歯」を参考に自分も作ってみたという投稿が相次ぎました。

【ヨシダの担当者直伝! 材料と作り方】
義歯床(土台となる部分)=チョコレート味のビスケット・クラッカー
歯茎=ピンクのチョコペン
歯=ポン菓子
舌=さけるグミ グレープ味

① ビスケットの縁にチョコペン(歯茎)で半円を書く ※ポン菓子が乗るので太めに!
② チョコペンが乾かないうちにポン菓子(歯)を並べ、冷やして固める
③ さけるグミを舌の形にカットする
④ ②が冷やし固まったら一つ(下顎)の真ん中にさけるグミ(舌)を置き、もう一つ(上顎)を上に重ねて完成
ドラキュラの歯に使ったお菓子たち
ドラキュラの歯に使ったお菓子たち 出典:ヨシダのX(@yoshida_1906)より

バレンタインやホワイトデーにも

Xでは、イベントごとに企業の公式アカウントが何かを企画して盛り上がっていることがあります。

これまでもヨシダは、バレンタインに歯のチョコレート、ホワイトデーに歯のゼリーを作ってはXに投稿してきました。

バレンタインデーに作ったチョコレート
バレンタインデーに作ったチョコレート 出典:ヨシダのX(@yoshida_1906)より

たびたび歯への愛があふれるユニークな作品を作って投稿していることに、担当者自身「大丈夫かなこの運営で……」と心配になったそうですが、会社からは好評だったそう。

「『歯科業界を盛り上げたい!』という熱量で運用しているため、『いいぞもっとやれ』と温かく見守ってくれています。今回大きな反響をいただき、社内でも喜んでいます」

ユーザーからは、「こういうのに本気な会社好き」「歯科メーカーなのか! 歯医者さん行こうと思った!」といった声も寄せられたといい、「公式アカウントの『中の人』としても、歯科衛生士としても、とてもうれしいです!」と担当者。

「これからもフォロワーの皆様と一緒に楽しく盛り上げていきたいです!」と話しています。

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