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歯科衛生士が本気で作った「お弁当」 黄身が「歯」のゆでたまご!?
「どうなってんの???」と話題です
歯科衛生士さんが本気で作った「お弁当」がXで話題です。とうもろこしの「歯」に、ハムの「唇」。きゅうりとカニカマでできた歯ブラシでブラッシング……。それ以上に目を引くのが、黄身が「歯」の形になったゆで卵です。どうやって作ったのでしょうか?
話題になったのは、歯科医療機器メーカー・ヨシダ(東京都台東区)の公式アカウント(@yoshida_1906)が11月8日の「いい歯の日」に合わせてXに投稿した「お弁当」です。
今日は「いい歯の日」なので、歯科衛生士が本気でお弁当作りました。 pic.twitter.com/npvpB0iMd7
— 株式会社ヨシダ【公式】 (@yoshida_1906) November 7, 2024
お弁当は、X公式アカウントの「中の人」でもある歯科衛生士さんの手作り。玄米ごはん(肌)の上に、とうもろこし(歯)やハム(唇、舌)で口元が作られ、きゅうり(柄)とカニカマ(ブラシ)の歯ブラシが添えられています。
ヨシダの担当者は、「11月8日は『いい歯の日』ということで、歯科医療機器メーカーとしては一番大切なイベントです。何か面白い企画をしたかったので、歯のお弁当を作りました」と話します。
「いい歯の日を知ってる人も知らない人も『今日はいい歯の日なんだ』と思い出してくれるきっかけになるといいな、と願いを込めました」
制作時間は1時間ほど。とうもろこしの歯をきれいに並べることに苦労したそうです。
投稿には「ブラシの質感のこだわりがすさまじい」「黄色い歯なのがリアル笑」といったコメントが寄せられています。
「形が歯に似てると思ってとうもろこしを採用しました」と担当者。
「本当はホワイトコーンにしたかったのですが、スーパーを何軒回っても見当たらず、100円ショップで見つけたとうもろこしにしました」
ところどころ白い部分があったため、なんと「鏡で色合わせしながら」、なるべく歯に近いものを厳選して並べたといいます。
ほかにも、ハムで作った舌や肌の色に見立てた玄米ごはん、少しさいてブラシ感を出したカニカマなど、小さなこだわりをちりばめました。
お弁当の細部にこだわりが光りますが、担当者がもっともこだわったのが「ゆで卵」です。
本来丸い形の黄身が、「歯」の形になっています。一体、どうやって作ったのでしょうか?
「歯科衛生士の念力……ではなく、卵を半分まで割って中身を取り出し、白身だけを殻に戻して蒸します」
「スチールプレートで自作した歯の型で白身をくり抜き、そこに黄身を流し込んで、再度蒸せば完成です」
アイデアと手間の賜物でした。
「少し大変な作り方ですが、歯への愛とこだわりが打ち勝ち、なんとか完成しました」と担当者は笑います。
これまでもヨシダは、ハロウィンに「ドラキュラの歯」のお菓子や、バレンタインに歯のチョコレート、ホワイトデーに歯のゼリーを作ってはXに投稿してきました。
中でも今回の「いい歯の日のお弁当」が一番のお気に入りだといいます。
担当者は、「歯科業界の方も、一般の方も、誰が見てもほっこりしたり、楽しめたりするような内容を投稿することで、一人でも多くの方に見ていただけるように心がけています」と話します。
「SNSで需要や流行が左右される現代なので、少しでも『歯』に関することが多くの人の目に触れることで、日本の歯科口腔意識も高まればいいなと思っています」
「健康寿命を伸ばすためには、口腔健康管理は必須です。弊社のSNS投稿をきっかけに『そういえば最近歯医者行ってないな、行こう』『やっぱり歯は大切だな』と思い出してもらえるとうれしいです」
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