ネットの話題
「ペヤング買ったらアクスタ出てきた」20周年の粋な演出SNS歓喜
〝かやく〟かと思ったら…
「ペヤング買ったらアクスタ出てきた!」「アクスタほしさにペヤング超大盛り食べる」。7月以降、SNSで「ペヤング ソースやきそば超大盛」の限定グッズが話題になっています。今年、発売から20周年を迎えた「超大盛」。販売元にキャンペーンに込めた思いを聞きました。
話題になっているのは、まるか食品(群馬県伊勢崎市)が販売する「ペヤングソースやきそば超大盛」のアクリルスタンド(アクスタ)です。
2004年8月に発売された「超大盛」の20周年を記念したオリジナルグッズで、全部で3種類。7月以降に製造された商品にランダムに入れられています。アクスタの数など詳細は非公表ですが、すでに封入は終えているそうです。
手に入れた人たちからは「開封したらアクスタ入っててビックリした」と驚きの声が寄せられ、「ペヤングのアクスタ欲しすぎる」「ダイエット中ですが食べまくります」といったコメントも多数ありました。
キャンペーンの企画に携わったペヤングホールディングスの小島裕太さんは、「若い世代になじみのあるアクスタは、手軽な置物として全世代に楽しんでいただけるのではないかと思いました」と説明します。
SNSで特に注目されたのは、アクスタが入った「袋」です。
「かやくの袋に入っているほうが驚きが大きいと考え、あえて同じ袋に入れました」と小島さん。
開ける楽しみと「びっくり」を大切にするため、キャンペーンについて商品パッケージや店頭での告知は一切なく、HPとSNSのみでしか発信されていませんでした。
「思った以上に反響が大きく、アクスタを楽しみにしてくださる方がいて社内でも喜んでいます。アクスタが当たった方がSNSに写真を投稿してくださってうれしいです」
すでにアクスタが入った「超大盛」は製造が終了していますが、小島さんは「今月でしたらお店によっては残っている可能性があります」と推測します。
年間1億食以上売れているペヤングシリーズ。期間限定の商品も含め、現在は24種類販売されています。
小島さんは、「もともと、若いカップルに二人でひとつのものを仲良く食べてほしいという願いから、『ペア』と『ヤング』で『ペヤング』というブランド名がつけられました。恋人、家族、友達と分け合ったり、お一人で食べたり、それぞれに合った食べ方を楽しんでいただけるとうれしいです」と話しています。
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