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連載

#223 #小山コータローの4コマ劇場

トランプマジックの定番「それを覚えたら…」 その先が何かおかしい

あ、しかもそうなのね

小山コータローさんのマンガ「恐怖のマジック」
小山コータローさんのマンガ「恐怖のマジック」
しかも「ちょっと」なんだ……。漫画家・小山コータローさん(@MG_kotaro)が描くのは、どこか奇妙だけどなぜかツボに入る4コマ漫画。想像の斜め上からくる小山さんの発想力で、月曜日、ちょっとダウナーな頭をやわらかくしてみませんか。
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小山コータローの4コマ劇場

「恐怖のマジック」

小山コータローさんの漫画「恐怖のマジック」
小山コータローさんの漫画「恐怖のマジック」

「悪霊退散!」みたいな「囲碁教室!」

たびたびツイッターでも話題になるギャグ漫画作家の小山さんに、「闇の思い出」を聞きました。

闇の思い出といえば、僕は両親共働きのいわゆる「鍵っ子」だったので学校から帰ると家が真っ暗なことが多かったんですよね。
 
当時なんの興味もない囲碁教室に通わされていたんですけど、僕がサボるもんだから真っ暗な家の電気をつけると部屋中に「囲碁教室!」と殴り書きで書かれた紙が、悪霊退散くらい壁中に貼られてることがありましたね。(悪霊だった僕は退散しました。)
 
で、僕の学習机の上に貝を抱えたラッコのぬいぐるみがあるんですが、いつもそのラッコと貝の間に百円玉がはさまってるんです。ラッコに割られる前にそれを抜き取り、それが今日のお小遣いになるというわけです。
 
その100円を握りしめて駄菓子屋に行き、10円20円の駄菓子をいくつか買って友達と食うんですけど、当時コーラの炭酸無しみたいなやつがあったんです。
 
パピコのあの容器みたいのに入ってるやつ。
 
理由はほんとわかんないんですけど、それを空のスプレーボトルに入れて口に「シュッシュッ!」と吹きかけて
 
「やっぱこの飲み方が1番うまいわ〜」
 
と言いながら目的地もなく自転車こいでましたね。立ち漕ぎで。
 
学校から家に帰ると暗闇が当たり前で、電気をつけてから自分の時間が始まる感じが結構好きでした。

<こやま・こーたろー>
 漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やTwitterで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍「デリシャス・サンド・ウィッチーズ」(扶桑社)発売中。Twitterアカウントは@MG_kotaro

   ◇

 漫画家・小山コータローさんの連載「#小山コータローの4コマ劇場」は原則週1回(月曜日)、withnewsで配信していきます。
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