連載
#185 #小山コータローの4コマ劇場
カレー初見の友人に「ええっ」 平然と説き伏されてまさかの〝自戒〟
珍しいよ
初めて食べて衝撃的だった食べ物といえば、やっぱりゴーヤですね。
たしか小学校低学年の時に、父親が酒のつまみにゴーヤチャンプルーを食べていたような記憶があります。
実際に食べた直後の記憶は曖昧なのですが、ゴーヤを食べた瞬間、身体が痺れるように悶え、歯が全部抜け落ち、皮膚は紫色に変色し、着ていたTシャツはビリビリに弾け飛び、家中の照明がチカチカと点滅し、飾ってあった大きな壺(国宝)が割れ、壁にかけてあった掛け軸(国宝)は破れ、小山家4名はそのまま散り散りに日本各地へ逃げるように村をでました。
そのくらいの衝撃でした。
そもそも、その調理する前のゴーヤーが不気味ですよね。アンドロイド野菜のような見た目で、質感もプラスチックみたいですし、輪切りにした見た目も歯車みたいです。
食べたら「カチン!味もしないし歯が欠けちゃうよ!」だったらまだ納得できたんですけどね。
いつかゴーヤを美味しいと感じるときがくるのでしょうか。
<こやま・こーたろー>
漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やTwitterで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍「デリシャス・サンド・ウィッチーズ」(扶桑社)発売中。Twitterアカウントは@MG_kotaro。
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