連載
#169 #小山コータローの4コマ劇場
お父さん、かっこいい…「闘牛士は継がない」息子の決意に告げた一言
新聞をめくる姿も渋くて最高
運命的な出会いといえば、やはりギャグ漫画そのものでしょうか?
僕はまぁ漫画家としてはめちゃくちゃ遅いんですが、現在36歳で、絵を描き始めたのが31歳。漫画どころか絵を描き始めて5年なんですよね。
漫画家の多くが高校生で描き始めていたり、5年描いてたって二十歳そこそこみたいな人がゴマンといます。
方々のインタビューでは言ってるんですが、31歳の3月、僕は好きなマンガの原画展を見に行き「こんな可愛い女の子が描けるようになりたい!」と思いたち、何をどう間違えたのかギャグ漫画を描いてしまいました。
それも、偶然が重なって漫画を描くようになり、また偶然が重なりギャグ漫画を描き続けるようになってしまったのです。
仕事で行けないな〜と思ってたところに姉の引っ越し手伝いが入り、その手伝いの後に原画展を見に行き、そして絵を描き始め、絵を描き始めてすぐに漫画を投稿できる新しいサイトが立ち上がり、そこになんとなく投稿してみたところプロの漫画家先生に褒めていただくようになり、毎日ギャグ漫画をTwitterにあげるようになり、withnewsさんに拾っていただいたり、地道にフォロワーを伸ばしていったり…
なにより大好きなコメディを創作して披露する喜びにどハマりしてしまいました。
おかげさまで今では、ギャグ漫画界の事を日本で1番考えているギャグ漫画家になりました(小山調べ)
運命的な出会いで僕の漫画を見つけたみなさんに、運命的なギャグ漫画を披露できるように、これからも運命的なフリと運命的なオチで運命的な爆笑をかっさらいたいと思います。
<こやま・こーたろー>
漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やTwitterで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍「デリシャス・サンド・ウィッチーズ」(扶桑社)発売中。Twitterアカウントは@MG_kotaro。
1/356枚