ネットの話題
「神々しい…」光る便器 TOTOが非売品キーホルダーに込めた思い
サイズは実物の「20分の1」だそうです
ミニチュアトイレのふたを開けると、LEDライトがピカッと光る。トイレなど水回りの大手メーカーTOTOが作る、「光る便器」のキーホルダーがSNSで話題になりました。実物の約20分の1サイズで〝非売品〟ということですが、なぜ作られたのでしょうか?
キーホルダーのモデルとなった「ネオレストLS」は、5年ぶりにフルモデルチェンジした商品。使うたび便座裏を除菌する「便座きれい」機能を搭載し、便器の部分をすべて陶器にしてデザイン性を高めたといいます。デザインは、ニッケルかブラックのアクセントカラーを選べるようになっています。
キーホルダーでは、そのフォルムやデザインの再現にこだわりました。アクセントカラーは、実物を制作工場に送って計5回の重ね刷りで色を再現したといいます。
ふたを開けるとLEDライトが明るく光る仕様になっていますが、「新機能『便座きれい』で 便座裏を除菌し、さらにトイレの清潔を保てるようになったことを表現した」そうです。
TOTOがトイレをデザインしたノベルティを作ったのは今回が初めてではありません。
担当者によると、過去 には初代「ネオレストEX」をモデルにしたストラップがあり、ふたを開くと中に小判が入っているデザインだったといいます。当時はウォシュレットをリサイクルして作っていたそうです。
その後も新商品を発売するタイミングなどでノベルティグッズを出していましたが、基本的には非売品でした。
キーホルダーの制作は今回が約10年ぶり。受け取った相手からは「おもしろい」という反応のほか、「懐かしい」という声もあったそうです。再現性が高いグッズは、社内でも好評だったといいます。
1/10枚