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話題になった「ドーン」オブジェ、依頼主はブルーピリオド作者でした
依頼した経緯を山口つばささんに聞きました
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依頼した経緯を山口つばささんに聞きました
先日ツイッター上で話題になった、マンガの効果音「ドーン」のオブジェ。考案者に制作の経緯を尋ねると、「ブルーピリオド」の作者・山口つばささんからの依頼だったことがわかりました。依頼した経緯を山口さんに聞きました。
4月11日、クリエイターのミチル(@mitiruxxx)さんが、こんなツイートを投稿しました。
「マンガの効果音『ドーン』のオブジェができました。『ドーン』と感じる山積みの本や書類にはさむと、日常がマンガっぽくなります」
アクリル製の「ドーン」と書かれたオブジェを本や書類に挟むことで、日常がまるで漫画の一コマのようになるグッズです。
この投稿に対して「静止画なのに謎の躍動感」「欲しい」といったコメントが寄せられ、いいねは6万を超えています。
マンガの効果音「ドーン」のオブジェができました。「ドーン」と感じる山積みの本や書類にはさむと、日常がマンガっぽくなります。 pic.twitter.com/LYDpIMTvq4
— ミチル (@mitiruxxx) April 11, 2023
「お好み焼きの鉛筆削り」など、注目を集める作品を次々と発表しているミチルさん。
今回のオブジェについて制作の経緯を尋ねると、こんな回答が返ってきました。
「ブルーピリオドの作者・山口つばさ様よりMAGs(マグス)での商品企画のご依頼を頂いたのがきっかけになります」
「ドーン」のオブジェを販売しているのがwebサイト「MAGs」。
MAGsを運営しているのが株式会社ライトバルブで、山口さんはその会社の代表取締役です。
MAGsとはどんなサイトなのか?
ホームページには、こんな説明が書かれています。
「ブルーピリオド」に限らず、高松美咲さんの「スキップとローファー」のグッズや、ミチルさんのオブジェなどのオリジナルグッズも販売しています。
ミチルさんに依頼した理由を山口さんに尋ねると、メールでこんな回答が寄せられました。
「私が以前からミチル様のプロダクトのファンだったので連絡させていただきました」
「マンガをもっと楽しくするグッズ」というテーマで依頼し、いくつか提案してもらったアイデアの中から擬音語オブジェを商品化することに。
最初は「ドーン」だけでしたが、追加で「ジャーン」も考案してもらったといいます。
話題になったこともあって発売直後は一時品切れとなりましたが、現在は購入可能です。
今後の展開について、山口さんはこうコメントしています。
「MAGsでは今後もさまざまなデザイナー様・製造会社様のお力を借りて、『マンガをもっと楽しめるマンガグッズ』を発信していく予定です。マンガ好きの方はぜひ注目していただけたら嬉しいです」
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