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#101 コミチ漫画コラボ

ラーメンよりうどん? 「あまり知られていない」地元を描くマンガ

「コミチ」とのコラボ企画でマンガを募集しました

マンガのSNSを運営する「コミチ」とのコラボ企画として「#わたしの地元」をテーマに漫画を募集しました。大賞に決まったのは、地元のおすすめ店を聞かれたときのエピソードを描いた漫画です。そのほか、入賞した作品を選評とともにご紹介します。
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【大賞】ほんとうの福岡県民(オムスビ著)

福岡と言えば、とんこつラーメン、もつ鍋、明太子、屋台……! でも、地元の人はうどんを愛しているのだ、という熱い思いが伝わってきました。

地元の人はきっと知られざる名物やおいしい店に詳しいに違いないと期待する気持ちもわかりますが、意外と観光客向けのお店は知らないかもしれません。

私自身、地元のこと聞かれても知らなすぎて旅行ガイドを買ったことがあります。

福岡県出身者でなくとも、自分の身に置き換えて楽しく読める漫画です。(選評:河原夏季)

【入賞】ジャガイモ王国(パンチコン著)

「北海道の中でも知ってる人が少ない」作者の地元を題材にした漫画です。〝ジャガイモ王国〟ならでは、あるモノで注目を浴び――と展開していきます。

実は、「あまり知られていない」という設定が、とても好きでした。

全国には1700を超える市区町村があり、多くの地元は、あまり知られていないものです。私の地元も例外ではなく、妙に共感してしまいました。

作中で注目を浴びるモノも、特別なものではありません。でも、目をこらせば、見方を変えれば、自分の地元にも、こういうものってあるんじゃないか、そうも思わせてくれました。

気がつけば、地元に思いをはせる、そんな作品です。(選評:高橋健次郎)

【入賞】大阪商店街ツアー(chiku著)

京都で1年だけ記者をしたことがあります。赴任前は「〝ぶぶ漬け〟勧められたら帰れってこと……」など、緊張しながら覚えたものです。

言葉だけで捉えると「本音」を読むのも、コミュニケーションも難しく思えますが、そうか! 「表情筋」で語ってるのか!

言葉が違っても、必ず心に届くもの。

最後のオチまでストンと腑に落ちて、大変読みやすく、人情味溢れる大阪の商店街を歩きたくなりました。もちろん、京都も大好きです。(選評:松川希実)

     ◇

今回ご紹介できなかった応募作品は、コミチのサイト(https://comici.jp/stories/c373a6e9b5864)でご覧ください。ご応募いただき、ありがとうございました!

withnewsは2018年10月から、漫画のSNSを運営する「コミチ」とコラボ企画を始めました。お題に沿って、身近な出来事や思い出をストーリーにした作品を募集しています。

次回のお題は「#わたしのバレンタイン」。締め切りは1月29日です。
 

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