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連載

#4 #探していますの物語

「2005年のまみちゃんへ」 工事現場で見つけた、しわしわの手紙

「あ、あともう一個いいっすか」

おうじくまver.30さんのツイッターから
おうじくまver.30さんのツイッターから 出典: @ComOjikuma

目次

タイムカプセルを見つけたらどうしますか?
千葉県の作業現場で仕事をしていた男性が、なんのへんてつもない地中から、ビンに入った手紙を見つけました。2000年に埋められたことや、2005年に掘り起こす予定だったことが書かれた紙。男性は「連絡をくれたら近くの郵便局に、郵便局留めで送ります」と話しています。

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インスタントコーヒーのビンを発見

おうじくまver.30さん(@ComOjikuma、以下おうじくまさん)は先日、仕事で訪れた千葉県市川市の作業現場の土の中から、インスタントコーヒーのビンのようなものを見つけました。中にはなにやら紙のようなものが。ただ、水に濡れてしまっていました。

仕事仲間と「手紙じゃね?」と言い合いながら乾かすと、うっすらと字が読める状態にまでなりました。

「2005年のまみちゃんへ」

「5 years later…for Ayako」

折りたたまれた2枚の紙は、「まみちゃん」と「あやこちゃん」に、それぞれがあてた手紙のようなものだとわかります。ちなみに「for Ayako」か「for Ayaka」かどうかは不確かです。

文字からは、小学校高学年か中学生が書いたものかな…と推察しますが、おうじくまさんは「手紙を開いて中を読んだら、いまの年齢もわかるかもしれません。でも、失礼かなと思って読んでいません」。

「子どもの頃って色々埋めたくなる」

「本人たちに届いてほしい」と考えたおうじくまさんは21日、ツイッターで「現場で仕事中タイムカプセルを発見いたしました!是非ともご本人たちに届け!」と投稿しました。

2000年に埋めて、2005年に掘り出すはずだった手紙。「探したけど見つからなかったか、埋めたことを忘れちゃったんだと思うんです」とおうじくまさん。

「自分もそうですが、子どもの頃って、色々埋めたくなるじゃないですか。でも思い出さないとそのままになってしまう。でも、見つけたかったあの頃の気持ちを大切にしてほしいなって思ったんです」

「あ、あともう一個いいっすか」

おうじくまさんの知る工事現場では、今回のように、地中から何かが見つかっても「基本捨てられちゃう」のだといいます。
でも、今回のタイムカプセルは捨てられませんでした。

「自分も何か埋めた気がする…って思い出があるんですよね。懐かしくなって。それで、どうせなら届いた方がおもしろいんじゃないかなって思ったんです」

もしタイムカプセルの持ち主が見つかったら?――。

「引っ越して遠くにいるかもしれないし、近くの郵便局に郵便局留めで送ります」

取材の最後に「あ、あともう一個いいっすか」と、おうじくまさん。

「もし黒歴史だと思っているなら、DMで教えてください。自分も中学生くらいで書いたものを見つけられたら、『恥ず!捨てて!』って思うかも知れないんで」

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