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マスク問題、名刺で解決! 顔半分だけ印刷した「スマイル名刺」登場
マスクを着けたままだと名刺交換しても相手の顔を覚えにくい――。そんな困りごとを解決する商品が誕生しました。
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マスクを着けたままだと名刺交換しても相手の顔を覚えにくい――。そんな困りごとを解決する商品が誕生しました。
マスクを着けたままだと名刺交換しても相手の顔を覚えにくい――。そんな困りごとを解決する商品が誕生しました。その名は「スマイル名刺」で、鼻から下の顔半分が大きく印刷された名刺です。
91mm×55mmと一般的なサイズの「スマイル名刺」。
約半分のスペースを使って、鼻から下の顔半分が大きく印刷されているのが特徴です。
ちょうどマスクで隠れる部分を印刷してあるので、名刺を口元に向けて重ねると、マスクを外した時の顔がわかるという仕掛けです。
顔写真を印刷した名刺は以前から存在しており、それで十分ではないかという気もしますが、顔半分という点がポイントだといいます。
企画した長屋印刷(名古屋市)の広報担当・鈴村万祐子さんは、理由をこう説明します。
「顔に重ねるという一手間を加えることで、より記憶に残ります。あいさつを交わしてからの30秒で、つかみはバッチリです」
コロナ禍で困った部分を解決し、世の中を明るくしようと企画したスマイル名刺。
長屋印刷では昨年、マスクに名前や所属などを印刷した「名刺マスク」を発売しており、今回は第2弾という位置づけです。
1919年創業で、カタログやカレンダー、名刺などの印刷を主力事業としてきましたが、コロナ禍で需要が減少。
すでに導入済みだった、布に印刷できる特殊プリンターを活用しようと考案したのが名刺マスクで、SNSでも話題になりました。
いざ名刺マスクを販売してみると、「着ける勇気がない」といった意見や、「取引先に会う時だけ着けている」という人も。
それならば、今度はマスクではなく名刺に顔写真を印刷してみようとひらめいたそうです。
注文はホームページから受け付けていて、価格は税込みで20枚1320円から。
60枚、100枚、200枚もあり、枚数が増えるほど1枚あたりの単価が安くなっていきます。
自分で画像加工してレイアウトを決めることも可能ですが、顔写真を登録するだけで後は長屋印刷にお任せというコースも。
お任せした場合は、加工料として追加で770円がかかります。
「当初はお任せコースのみで進めていましたが、ヒゲや髪形などにこだわって、ご自分で加工したいというニーズもあると判断しました」
スマイル名刺のセールスポイントについては、こう話します。
「なんと言っても顔半分のインパクトが大きいので、グッと相手との距離が縮まる点です。コロナで暗くなっている世の中の雰囲気を、ちょっとでも明るくできたらと思います」
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スマイル名刺のホームページでは、15日夕方から注文を受け付ける予定だそうです。
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