ネットの話題
本物の魚かと思った… 中身はまたたび100%の「猫用じゃれぐるみ」
プラスチックトレーに乗せられた魚かと思いきや、実は猫用のぬいぐるみでした。
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プラスチックトレーに乗せられた魚かと思いきや、実は猫用のぬいぐるみでした。
プラスチックトレーに乗せられた魚かと思いきや、実は猫用のぬいぐるみでした――。そんな「じゃれぐるみ」が注目を集めています。中に詰まっているのは、猫が大好きなまたたびです。
2019年4月に発売されたじゃれぐるみ。現在のラインナップはサンマ、サケ、ニジマス、カツオ、マグロの5種類です。
5種類というのは変わりませんが、魚種は一部変更されており、過去にはサバ、スズキ、コイ、カクレクマノミもありました。
大きさは約30センチで、中身は乾燥させた無農薬のまたたびの枝と葉のみを使っています。
白いプラスチックトレーに乗せてビニールで覆ったパッケージなので、一見すると本物の魚のように見えます。
先日ツイッターで紹介されて話題になり、「すごいリアル」「我が家の黒猫もゾッコンです」とったコメントが寄せられました。
手がけたのは、ペットフードなどを手がけるスマック(愛知県東海市)。
もともと猫用のまたたびも販売しており、猫が蹴って遊ぶぬいぐるみと組み合わせたら面白いのでは、と考えたそうです。
「猫は獲物を前脚で捕まえて、後ろ脚で蹴って弱らせるという習性があります。それを生かした魚のぬいぐるみはありますが、中身がポリエステルやフィルムだと危ないと思ったんです」
そう話すのは、マーケティング課の古田岳久さんです。
万が一破れても安心なように、中身は無農薬のまたたびの枝と葉のみを使うことに。
大好きなまたたびとあって、実際にやぶけるまで遊んでしまう猫も多いようです。
猫の誕生日やクリスマスなど、ハレの日のプレゼントにもピッタリなこの商品。累計販売数は11万個を超えているそうです。
ホームセンターやドラッグストア、ネット通販などで売られてきましたが、1日からはスマックの公式通販サイトでも取り扱いを始めました。
「成猫がキックするのにちょうどよい長さと太さになっています。じゃれぐるみで遊ぶことで、猫もオーナー様も楽しい時間を過ごしていただきたいです」
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