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もしも家がホテルだったら… 息子の願いを家族で実行、大盛り上がり

春休みに息子のアイデアを実行に移した家族のお話です。

「おうちをホテルみたいにするプロジェクト」の一場面
「おうちをホテルみたいにするプロジェクト」の一場面 出典: むぴーさん提供

目次

 「おうちをホテルみたいにしよう!!」。今年の春休み、息子のアイデアを実行に移した家族の話が注目を集めました。当日の様子について取材しました。

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「おうちをホテルみたいにするプロジェクト」
「おうちをホテルみたいにするプロジェクト」 出典: むぴーさん提供

家族でアイデアを出し合って


 先月5日、育児絵日記をツイッターで公開している2児の母・むぴー(@mupyyyyy)さんが、「おうちをホテルみたいにするプロジェクト」というタイトルでイラストを投稿しました。

 2回に分けてツイートされた計8枚のイラストは、春休みのある日、息子が「おうちをホテルみたいにしよう!!」と提案する場面から始まります。

 どうしたらホテルみたいにできるかを息子に尋ねると、笑顔で「いっかいホテルにいってみたらわかるとおもう」と返ってきます。

 新型コロナウイルスの影響で実際に行ってみるわけにもいかず、家族でアイデアを出し合うことに。

 「ホテルはこんなに散らかってない」ということで、まずは子どもたちに自宅を片づけてもらい、その間に夫が布団を移動させて「客室」を準備。

 いったん外に出てから、インターホンを押してお客さんとして家に入ります。

 むぴーさんがフロント係になって「いらっしゃいませ ご予約の方ですね」と声をかけてチェックイン。

 代表で娘がサインすると、手作りの客室カードキーと朝食券を手渡されます。

 部屋に入ると、すでに布団が敷かれていて、机の上にはお菓子や近隣施設のガイドなどが置かれています。

 この時点で子どもたちは「しゅごーい!」「ホテル!」と跳びはねて、布団はグチャグチャに。

 その後、無料で貸し出してくれるUNOや人生ゲームを楽しみ、シェフ役の夫が作った唐揚げ定食を堪能。食後はアイスも食べました。

 お風呂に入った後は、おそろいのパジャマに着替え。まるで旅行に行ったような気持ちになりながら、家族で眠る場面で終わります。

むぴーさんに聞きました


 この投稿に対して、「全肯定して一緒に楽しんでくれるご両親、尊い」「きっと一生忘れないと思います」といったコメントが寄せられ、最初のツイートはいいねが11万を超えています。

 「いつも『覚えておきたいな』と思った瞬間を育児絵日記として残しているので、今回の経験も忘れないように漫画にしました」とむぴーさん。

 春休みに実際にやったことを、そのまま描きました。

 一番盛り上がった場面については、「やはり、一番はじめに客室を見たときがすごかったです。叫んで跳ね回る子どもたちを見て、私と夫も盛り上がりました」。

 イラストには登場しませんが、翌日の朝食はスクランブルエッグとソーセージ、ハッシュドポテトだったそうです。

 「絶対無くさないから!」と朝食チケットを離さなかった娘は、予想通りチケットをなくし、カードキーもいまだに見つかっていません。

 ぜひやってみたい、という人に対しては「子どもたちと話しながら、それぞれ好きなようにやったら良いと思います。部屋の鍵は無くさないように気をつけてください」とアドバイスします。

 投稿が話題になったことについては、こう話します。

 「たくさんの方に読んでいただいて、驚いています。なかなか外出しにくいご時世ではありますが、みんなができる範囲で楽しく過ごせたら良いなと思います」

    ◇

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