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連載

#61 ○○の世論

コロナでも…年末年始、帰省しますか? 世論調査で見えた過ごし方

初詣に〝こだわる〟地域は…

初詣に訪れ、手を合わせる参拝客たち=2019年1月2日午前10時47分、福岡県太宰府市の太宰府天満宮、日吉健吾撮影
初詣に訪れ、手を合わせる参拝客たち=2019年1月2日午前10時47分、福岡県太宰府市の太宰府天満宮、日吉健吾撮影 出典: 朝日新聞

目次

コロナ禍のなかで、初めて迎える年末年始。政府は、帰省や初詣などでの「密」を避けるため、休暇の分散などを呼びかけています。年末年始の過ごし方は大きく変わることになるのでしょうか。11月に朝日新聞社が行った世論調査の結果を分析してみました。(朝日新聞記者・藤方聡)

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帰省や旅行「計画していない」88%

朝日新聞社が11月14、15日に行った世論調査で、帰省や旅行の予定を聞くと、88%が「計画していない」と答え、「計画している」はわずか11%でした。

Q:あなたは、今度の年末年始に帰省や旅行を計画していますか。(2020年11月調査)

【計画している】=11%

【計画していない】=88%

*その他・答えないは省略

*調査方法=11月14、15日に実施。コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、全国の有権者を対象に調査した。有効回答は1547人(固定:有権者がいると判明した1212世帯から623人、回答率51%/携帯:有権者につながった1994件のうち924人、同46%)

これを男女別にみると、「計画している」は男性が14%で、女性の8%より高めでした。女性は91%が「計画していない」と答え、男性より外出に慎重な姿勢がうかがえます。

▽男女別

【計画している】【計画していない】

全体=11%/88%

男性=14%/84%

女性=8%/91%

年代別にみると、「計画している」は18~29歳の23%など、40代以下が比較的高いことがわかります。男性の18~29歳では、31%が「計画している」と答えました。

一方、70歳以上で「計画している」はわずか3%でした。

 

地域別では、「計画している」は関東が15%と比較的高く、特に東京は17%でした。

▽地域別

【計画している】【計画していない】

全体=11%/88%
北海道=9%/91%
東北=6%/91%
関東=15%/83%
甲信越・北陸=5%/95%
東海=11%/88%
近畿=12%/88%
中国・四国=6%/92%
九州=7%/90%

初詣は「三が日を避けて」35%

初詣についても聞くと、35%が「三が日を避けて行く」と答えました。「三が日に行く」は13%、「行く予定はない」は50%でした。

Q:今度の年末年始についてうかがいます。初詣について、あなたはどうすると思いますか。(2020年11月調査)

【正月三が日に行く】=13%
【正月三が日を避けて行く】=35%
【初詣に行く予定はない】=50%

*その他・答えないは省略
*調査方法=11月14、15日に実施。コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、全国の有権者を対象に調査した。有効回答は1547人(固定:有権者がいると判明した1212世帯から623人、回答率51%/携帯:有権者につながった1994件のうち924人、同46%)

初詣には、コロナ禍の前から行っていない、という人もいると思います。少し古い調査ですが、1995年9月の面接調査で、「あなたは、今年の正月、どこかに初詣に行きましたか」と尋ねた時には「行った」は56%、「行かない」が43%でした。

一方、今年11月の調査で「三が日に行く」と「三が日を避けて行く」を合わせると、48%。四半世紀を経て、約半数が初詣に行く傾向に大きな変化は見られません。一方で、「行く」人の7割が「三が日を避けて」と答えました。

▽男女別

【三が日に行く】【三が日を避けて行く】【行く予定はない】
全体=13%/35%/50%
男性=15%/32%/51%
女性=11%/38%/49%

*その他・答えないは省略
*調査方法=11月14、15日に実施。コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、全国の有権者を対象に調査した。有効回答は1547人(固定:有権者がいると判明した1212世帯から623人、回答率51%/携帯:有権者につながった1994件のうち924人、同46%)

男女別にみると、男性は「三が日に行く」が15%とやや多く、女性は「三が日を避けて行く」が38%と多めでした。合計して初詣に「行く」人の割合に、男女で大きな違いはありませんでした。

年代別にみてみます。

 

「三が日を避けて」が最も多かったのは40代の44%でした。特に女性の40代は48%が「三が日を避けて行く」と答えました。

「三が日に行く」は年代別に大きな違いはみられませんが、やや多かったのは、男性の70歳以上の17%。ただ女性の70歳以上は7%と低めでした。

地域別にみて、初詣に「行く」志向が強かったのは、甲信越・北陸でした。「三が日に」が19%、「三が日を避けて」が44%で、合わせて63%が「行く」と答えました。一方、「行く予定がない」が高かったのは北海道と東北でした。

来年は、帰省も初詣も自粛気味の静かなお正月となりそうです。

50代半ばの記者が過ごした幼少の頃の正月は、お店も閉まり、コンビニもなく、静かなものでした。たこ揚げ、コマ回し、羽子板、双六などをして遊ぶのが定番でした。

最近は、家族で初詣をしてきましたが、来年は人混みを避けて1月半ばに参拝しようかと思っています。

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