エンタメ
日常からライブがなくなった…「King Gnu」のMV手がけるチームの結論
「あまのじゃく的な。あえて外して」
「問題が起こったときに空気を変えるのは、明るいバカか、根暗だけど芯のある奴だと思うんです。そういう存在になりたい」。King Gnuのミュージックビデオなどを手がけるクリエイティブ集団「PERIMETRON(ペリメトロン)」に、コロナ禍におけるアートの果たす役割を聞きました。
PERIMETRONがディレクションしたアートスペース「#014 ヌーミレパーク(仮)」(Ginza Sony Parkで10月21日~来年1月31日)の内覧会のトークイベントが20日、Ginza Sony Parkでありました。
トークイベントには、PERIMETRONプロデューサーの佐々木集さん、アートディレクター・デザイナーの森洸大さん、デザイナーの荒居誠さん、Ginza Sony Parkプロジェクト主宰の永野大輔さんの4人が登壇しました。
トークイベントの中で、King Gnuや、millennium paradeの世界観を再現した今回の展示のコンセプトについて問われたPERIMETRONプロディーサーの佐々木さんは、「Ginza Sony Park自体が工事中。そこと掛け合わせたというのが一番大きい。King Gnuもmillennium paradeもPERIMETRONも、まだ未完成で工事中だけど、現時点での最大限のクリエイティブを発揮するという意味でも『工事中』というコンセプトになっている」。
また、PERIMETRONの森さんは、新型コロナウイルスの流行によって変化した社会について触れ、今回の展示がこの時代に果たす役割について語りました。
「学校のクラスで問題があったとき、それを解決するのは、『意外と』明るいバカだったり、根暗だけど芯のあるやつだったりする。2020年はコロナの問題などに直面し、嫌なニュースも多い。そんな中で、明るいバカだったり、根暗だけど芯のあるやつのような存在を、この企画が担えたらいいなと思います」(森さん)
それを聞いた永野さんも、「わかります」と共感。多様性が必要だという観点から、「僕はまちにリズムが必要だと思っています。銀座は一見お高く見える店もあるけど、それだけじゃ面白くない。リズムを作りたいと思った」と、森さんの言葉を受けました。
――PERIMETRONが考える、コロナ禍でアートが果たす役割とは。
佐々木さん
佐々木さん
森さん
佐々木さん
佐々木さん
荒居さん
佐々木さん
佐々木さん
1/25枚