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段ボールで作った「実物大の自販機」人が入ってるオチと思いきや…
「家に欲しい!」「工作の極み」などのコメント集まる

「ぬる~い」にも愛着が湧く手作り自販機
ダンボールドラゴン#ダンボール工作 #3歳 https://t.co/EhiL3eF6u2 pic.twitter.com/W21DL2MH7O
— hacomo株式会社【公式】 (@dancreator) May 13, 2020
「これどうなってるんだろう」とカメラが裏側に回り込むと、「お世話になりまーす!」と飲み物を補充するスタッフの方が……! 自販機の背面を開けて、精巧に作られたレーンに飲み物を投入していきます。そして、表からボタンが押されて飲み物が出ていく様子は、機械的な美しささえも感じられます。
自動販売機の仕組み#hacomo pic.twitter.com/V3l7KIC5nb
— hacomo株式会社【公式】 (@dancreator) May 20, 2020
投稿は3万回以上「いいね」され、「家に欲しい!」「工作の極み」などのコメントが集まり、段ボールで制作された見た目から「ネタで人が入ってるパターンかと思ったらまじな方だった」「人が入ってるオチがと思ったら超凄いやつだった」という驚きの声も上がっています。

制作期間は1日「小さなキットの構造を利用」

材料は段ボールと輪ゴム。ボタンを押すことで缶が押し出されるようになっていて、張ったゴムの力でまたボタンが戻ってくるという仕組みになっているそう。ちなみにお金は「入れるだけです」。

図面をつくって段ボールを切り出し、組み立てて制作するのですが、制作期間はなんと1日。「大きく設計し直すだけなので、さほど大変ではなかった」といいます。
とはいえ小さなキットとは、商品(缶)の寸法や重みが違うため、「最初はうまくいかなかった」という担当者。角度などを微調整しながら完成させていったそうです。
巣ごもりで需要拡大「昨年の10倍くらいには…」
今回のリアルサイズの自動販売機を制作したのも、こうした需要を受けて「大きなものを見て楽しんでもらえたら」という思いもあったといいます。
「WOW」シリーズでは小さな自動販売機のほか、ダイヤル式金庫やカード販売機も人気だそう。ノリやハサミも使わずに組み立てられ、精巧な作りになっているのに、千円前後で購入できるというのも魅力のひとつです。

ツイッターではリアルサイズの自販機にも「欲しい」という声が上がっていますが、担当者「図面はあるので作れなくはないですが、販売することはないと思います」と話しています。