連載
#38 どうぶつ同好会
モルモットの「帰宅ラッシュ」動画、在宅中の“モフモフ好き”喜ばす
「モルモット急行、発車!」

「モルモット急行、発車!」
おうちへ帰ろう。going home.#モルモット #guineapig #animal #動物 #休園中の動物園水族館 pic.twitter.com/pyDyHM2olF
— 長崎バイオパーク公式 (@ngsbiopark) May 4, 2020

担当者「ご飯があることがわかっている」
動画に登場する橋は、展示場とモルモットの「おうち」にあたる裏の部屋をつないでいるもの。毎日、この橋を渡って家と展示場を行き来しています。橋は5~6年前から使用しており、スタッフが手作りしたものだといいます。

休園中もSNSでつながり「勇気づけられている」
休園中も、これまで通りの生活を送っているモルモットですが、お客さんがエサやりできるスペースにいるため、「もしかしたら、エサをくれる人が来なくなったことには気付いているかもしれない」と担当者は話します。その分の食事は、飼育員の方が与えているといいます。

担当者によると、休園期間でフォロワーも増えているそうです。こういった状況でも、SNSでお客さんとのつながりを感じているといいます。
「『事態が収束したら行きます』というコメントもいただいて、みなさん心配してくださっていて、本当に勇気づけられています」
◇
生き物の魅力を発信してくださる動物園や水族館のスタッフの方々がいて、その写真や動画で私たちは癒やしをもらっています。更に私たちがその思いや感謝の気持ちを伝えることで、スタッフの方々を勇気づけることもできる。離れていても、あたたい気持ちの循環が生まれているのだと感じました。