ネットの話題
「ワープ」「バイオ」のボタンは何のため? ビーバーエアコンが話題
「ワープ」「バイオ」ってどんな機能なの?
1970年に登場した「ビーバーエアコン」。その現行機種のリモコンにある「ワープ」「バイオ」と書かれたボタンが先日、ツイッター上で話題になりました。いったいどんな機能なのか、三菱重工冷熱の担当者に聞きました。
1970年に発売され、今年で50年を迎えるビーバーエアコン。ドラえもんも連載開始50年なので「同級生」にあたるそうです。
今月初旬、そのリモコンにある「ワープ」「バイオ」と記されたボタンがツイッターで紹介されました。
「どこに転移するんや」「押すとバイオハザードが始まる」といったコメントが寄せられ、話題になった2つのボタン。
ビーバーエアコンを手がける三菱重工冷熱の営業推進部空調管理課・村田朗さんは「天井などに埋め込むハウジングエアコンを除く現行ルームエアコン全機種に、この2つの機能が採用されています」と話します。
村田さんによると、ワープは「ワープ運転」のこと。
高温風で素早く温めたり、冷風で素早く冷やしたり出来る運転モードのことで、最大15分間運転可能だといいます。
バイオは「バイオクリア運転」のことで、酵素の力でバイオクリアフィルター上に捕集した花粉などのアレルギーの原因物質を分解する運転だそうです。
ちなみにワープ運転が最初に搭載されたのが1987年、バイオクリア運転は2006年だそうです。
話題になったことについてはこう話します。
「機能のネーミングを略したボタン名がネット上で話題になるとは思っていませんでした。なじみやすい新たなスタイルで取り上げていただくことで知名度アップにつながればうれしいです」
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