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#39 コミチ漫画コラボ

就活の「お作法」このままでいいの?「モヤモヤ」から未来を描く漫画

誰しも輝ける場所があるはず

コミチ×withnewsコラボ企画「#ミライの就活」
コミチ×withnewsコラボ企画「#ミライの就活」
「服装自由」や「面接なし」などの多様な選考方法が広がってきた就職活動ですが、まだまだ「お作法」は根強く残っています。自己分析、エントリーシート、面接練習……正解がわからないまま続けることに不安を抱えた人も多いのではないでしょうか。マンガのSNSを運営する「コミチ」とのコラボ企画として、「#ミライの就活」をテーマにマンガを募集。不安を代弁してくれる漫画や、新しいマッチングのあり方を提案する作品などが多数集まりました。大賞・入賞に決まった4作品を、withnews編集部の寸評と共にご紹介します。

【大賞】「就活で死なないで」コジママユコ著

今にもビルから飛び降りてしまいそうな、リクルートスーツ姿の女性。就活がうまくいかず、追い詰められていました。彼女を止めるために現れたのは、謎の「就活死とめ会」のキャラクター。そこで伝えられるのは、女性にとって意外な「就活の裏側」と、「会」からのメッセージでした。

選考基準がわかりにくく、「自分」そのものを売り込む就職活動では、不採用が自分への否定につながりがちです。折れそうな心を何度も奮い立たせて乗り越えても、想像していた社会人生活と違ったということも……。「あの頃、こんな視点があったらな」という思いを、「会」が代弁してくれています。(選評:野口みな子)

※大賞のコジママユコさんのインタビューは、16日(木)にwithnewsにて配信する予定です。

【入賞】「個性です」日々ひみつ著

圧迫系の面接官で、そのオーラに「ヒッ」となったところ、思わず一緒に息をのみました……。ただでさえ緊張する就職の面接、一生がかかってるんだから当たり前ですよね。

「ブツブツブツ……」と何かを練習していたり、「おちつけわたし ゆっくりはなせば」と言い聞かせたりしている理由が後半で分かって、そうかなるほど……!と頷きました。半分ぐらい強がりなのかもしれませんが、ここで「個性」と言える彼女がとてもステキ。きっとこのあとは、ホッと気持ちを落ち着けて受けられたのではないでしょうか。(選評:水野梓)

【入賞】「未来の就活」ブリ猫著

子どもの頃は「夢を持ちなさい」と言われるのに、大人になると「現実を見なさい」と言われる。せっかく見つけたのに。

作品では、漫画家の夢を持ちつつ、生活のために会社員になる必要があると感じている「ダイスケ」が、夢を諦め「現実」を選び就活します。しかしそこに現れたのは、夢と現実を両立させてくれる人でした。

幼き日の私は、ピアニストを夢見ていました。先生はそんな私に、「音楽家は食べていくのは難しい」。でも先生、私知ってるんです。先生は個人レッスンや大学講師をしつつ、色んな舞台に立っていたことを。どんなかたちであれ、絶対に叶えたい夢なら、生活と両立できるはず。きっと。(選評:金澤ひかり)

【入賞】「機械だってあったかいんだから」ちえむ(Chiem)著

今、自分の「分身」として操作できるロボットが、難病患者さんを中心に普及しつつあります。体を動かせない人でも、離れたところでしゃべったり、手を振ったりして、コミュニケーションができる。テクノロジーがそこに「いる」ということの定義を少しづつ変えているのです。

一方で、未だにあまり変わらない就活。いつでもどこでもビデオ通話ができる時代に、例えば地方在住の人がわざわざ大都市へ足を運ぶのは非効率です。それでもこのような文化が残ってしまうのは、やはりビデオ通話だけではわからない「ぬくもり」を見たいという企業側の心理ゆえかもしれません。

そこで真価を発揮するのが、冒頭で紹介したようなロボット。ちょっとした仕草から人柄がにじむようなロボットがあれば、リモート面接も無機質にはならないことでしょう。決して遠くないミライ、こんな面接が実現する――そんな予感のする作品でした。(選評:朽木誠一郎)

    ◇     ◇     ◇

withnewsは2018年10月から、マンガのSNSを運営する「コミチ」とコラボ企画を始めました。毎月のテーマに沿って、日常の生活や社会に感じる「モヤモヤ」を漫画で可視化し、「社会がちょっとよくなるかもしれない」アイディアを発信する作品を募集しています。

今回ご紹介できなかった応募作品は、コミチのサイトでご覧ください。たくさんのご応募、ありがとうございました!

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