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ネットの話題

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思ってたスポンジケーキと違う… 緑・黄の配色が絶妙なケーキが話題

確かにスポンジケーキだけど、思ってたのと違う……

話題になっている「スポンジケーキ」。もちろん食べることができます
話題になっている「スポンジケーキ」。もちろん食べることができます 出典: しばたたかひろさんのツイッター

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 確かにスポンジケーキだけど、思ってたのと違う……。そんなケーキがツイッター上で注目を集めています。見た目が食器などを洗うスポンジにそっくりなのです。作ったアニメーション監督に話を聞きました。

スポンジケーキといえばこんなイメージですよね
スポンジケーキといえばこんなイメージですよね 出典: PIXTA

食器を洗うスポンジ?


 先月20日、「緑と黄色のスポンジケーキを焼いて重ねてみたら、想像以上のスポンジできた」という文章とともにツイッター投稿された画像。

 スポンジケーキといえば、小麦粉や砂糖などを主材料としてスポンジ状に焼いたもの。

 生クリームが塗ってあったり、添えてあったりといったものをイメージしますが、写っているのは食器洗いなどに使うスポンジそのもので、ケーキの上にかけてある白いクリームは、まるで泡立ったクレンザーのようです。

 このケーキに対して、「発想が天才すぎ」「緑部分のヨレ感が本物っぽさを増しててすごい」といったコメントが寄せられ、リツイートは8万、いいねは31万を超えています。

作者に聞きました


 「作ったきっかけは、街で見かけるクリスマスケーキです。色々な装飾があったり、面白い形をしていたり、カラフルだったり、とても個性的ですよね。僕ならどんな可愛いケーキを作れるかな?と考え出したら楽しくなってしまって、スポンジのスポンジケーキを作るに至りました」

 そう話すのは、アニメーション監督のしばたたかひろさん。

 東京藝術大学大学院の映像研究科アニメーション専攻修了で、卒業制作の「何度でも忘れよう/Keep Forgetting」が注目を集めました。

 ツイッターでは「#毎日こむぎねんど」をつけて、小麦粘土で「日常生活の脇役」を作品化。マール社から書籍化もされています。

小麦粘土で作った「理想のクレープと現実のクレープ」
小麦粘土で作った「理想のクレープと現実のクレープ」 出典: しばたたかひろさんのツイッター

一番のこだわりは


 食紅を使って色をつけたという今回のケーキ。もちろんすべて食べることができるそうです。

 「一番のこだわりは、緑色の部分のゴワゴワ感です。スポンジのスポンジケーキを作るにあたって、『誰もが考えそうなギャグだから、もしかしたら既に誰かが作っているかもしれない』という懸念があって、僕なりの差をつけるとしたらどういった部分だろうと考えました」

 食べ物らしからぬ薄汚れたビジュアルにすることを決めて、ネットで「使用済みのスポンジ」を画像検索して比較。本物っぽく見える大きなポイントが、緑色の部分の毛玉だと気づいたそうです。

 スポンジケーキをツイッターで発表した後、すでに同じような作品を発表している人がいたことを知ったといいます。

 「ロウアイキューさんという方です。スポンジケーキでスポンジを作るだけにとどまらず、そのスポンジでお皿を洗って食べるなど、期待以上の演出で楽しませてくれる内容でした」

一番のこだわりは、緑色の部分のゴワゴワ感だそうです
一番のこだわりは、緑色の部分のゴワゴワ感だそうです 出典: しばたたかひろさんのツイッター

「嬉しさよりも恐怖の方が」


 特にメッセージ性を持たせることなく、「師走のとても忙しい時期、仕事の合間にちょっと笑ってもらえるようなことができればいいな」という思いで作ったというしばたさん。

 いいねが30万を超えるなど話題になったことについては、こう話します。

 「あまりに未知の領域で、嬉しさよりも恐怖の方が強かったですね。『食べ物を粗末にするな』『不健康』といったコメントで炎上するのでは……という不安で、その日の夜は9時間ほどしか寝られませんでした」

 コメントのほとんどが優しい内容だったため、今はホッとひと安心しているそうです。

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