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2019年12月02日

「渋谷ダンジョン」ベビーカーで乗り込んだら返り討ちにあった


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渋谷駅の案内版を見る高重記者

渋谷駅の案内版を見る高重記者

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段差が多い地形に4社が乗り入れ、東京屈指の迷いやすい「ダンジョン(迷宮)」駅、渋谷。11月には東口に47階建て複合施設「渋谷スクランブルスクエア」がオープンし、駅や周辺の案内表示も新しくなったといいます。どのくらいわかりやすくなったのか、「渋谷は苦手」な記者がベビーカーを押して探検してみました。少し離れて「お目付け役」の同僚も見守りました。(朝日新聞記者・高重治香、藤田さつき、取材は2019年11月21日)

「手伝ってくれませんか」が言えない私

私(高重)は渋谷区に住み6年半。ですが、渋谷駅はできることなら立ち入りたくない場所です。妊娠中やベビーカーで訪れた時、多くの路線が乗り入れてもともと複雑な上に再開発で経路が頻繁に変わるのに、案内表示が少ないことに閉口しました。方向音痴で、ターミナル駅では多かれ少なかれ迷う経験をしますが、渋谷駅は格別に「怖い場所」です。

一方、同僚の藤田は、同じく子育て中ながら「駅で迷うことなんかない」「たまに迷っても誰かに聞けばいいから困らない」といいます。そこで東京メトロの表参道駅で待ち合わせ、一緒に銀座線で渋谷駅へ行ってみました。子ども連れだと長時間の探検は難しいため、ベビーカーには荷物だけを載せました。

渋谷駅の地図を見て頭を抱える高重記者

渋谷駅の地図を見て頭を抱える高重記者

ホームを降りると運良く近くに黄色の案内板が。いつもは降りる人の人波に流されてしまい次の案内を探すのに苦労しますが、ホーム端で踏みとどまり、流れが落ち着いてから看板が見える場所まで移動します。

まず目指したのは「渋谷スクランブルスクエア」。なぜか地図には載っていません。

しかし地図の隣の施設名の一覧の中にその名がありました。

地図に「スクランブルスクエア」はなし

地図に「スクランブルスクエア」はなし

あとから調べると、「東口バスターミナル」という文字が見えるあたりが、スクランブルスクエアだったようです

あとから調べると、「東口バスターミナル」という文字が見えるあたりが、スクランブルスクエアだったようです

左下に「渋谷スクランブルスクエア」と書かれている

左下に「渋谷スクランブルスクエア」と書かれている

示された方向は、幸いエレベーターがある出口だったので、エレベーターに乗ります。

「ここじゃないですか」。エレベーターを降りると、目の前にスクランブルスクエアが。藤田に言われて気づいた私の胸の内で、渋谷は本当に使いやすい駅に変貌(へんぼう)したのかもと、期待が高まります。

「井の頭線にでも行ってみましょうか。後ろから見ているので、ここからは一人で歩いてください」

突き放され、一人でスクランブルスクエアの前にある案内板を眺めます。

スクランブルスクエア前の地図

スクランブルスクエア前の地図

「現在地」マークから、左の井の頭線方面に向かうと、途中2カ所に階段マークが見えます

「現在地」マークから、左の井の頭線方面に向かうと、途中2カ所に階段マークが見えます

地図の上段を見ると、その場所から井の頭線のホームにまっすぐ行くには、階段を2カ所通る必要があるようです。途中エレベーターのマークは見当たりません。後で藤田に聞くと「3分くらい凝視していた」そうですが、結局よくわかりませんでした。

地図に書かれている階段は、5段くらいの短い階段かもしれない。そんな楽観的な見通しで、それなら子どもを降ろしてベビーカーを抱えて降りられるかもしれない、と階段に向かいます。平日の昼時、忙しそうに歩く大勢の人たちにぶつからないように気をつけながら、階段に向かいます。

階段にたどり着くと、下りで15段ほど。早々に「無理だわ」と諦め、すごすご引き返します。

スクランブルスクエアから井の頭線方面に向かう階段

スクランブルスクエアから井の頭線方面に向かう階段

藤田が近づいてきて「ちなみに、今なんで駅員や歩いている人に、降ろすのを手伝ってくださいって声もかけず、引き返したんですか」と聞きます。

「誰かがベビーカーを持ってくれたとしても、子どもを降ろして抱っこした時に騒がれる大変さを想像すると、嫌になってしまったんです。寝ているかもしれないし」

【情けは人のためならず】
誰かが手を貸してくれる時、身に染みる人の優しさは、自分の気持ちも変える力があります。今年のお正月、駅の階段でベビーカーを担ごうとしたところ、見知らぬ初老の男性が「持ちましょう。お母さんは手を握ってあげて」と。階段を降りた後、男性は笑顔で子どもに「お嬢ちゃん、明けましておめでとう。お年玉だよ。今年も元気でね」と百円玉をくれました。そんな経験があると、「今度誰かが困っていたら声を掛けよう」と思えます。その時、もらった恩は、相手が違う人だとしても、別の人にお返しする。そんな助け合いがあってもいいのかなと思っています。(藤田)


途中でなくなる「表示」

スクランブルスクエア(3階)まで戻り、スクエア内のエレベーターで1階まで行ってみることにしました。降りた後に、地上を歩いて井の頭線までうまく行けるかはわかりませんが、他に方法はなさそうです。

エレベーターフロアに移動します。エレベーターは全部で4台。一番手前の「車椅子・ベビーカー優先」の前で待ってみます。

スクランブルスクエア内の車椅子・ベビーカー優先エレベーター

スクランブルスクエア内の車椅子・ベビーカー優先エレベーター

扉が開くも乗れないこと2回。少なくとも見える範囲では、車椅子やベビーカーではない人でいっぱいでした。「優先」でないエレベーターが来てすき間があったので、乗り込ませてもらいます。

1階に降りるとスクエア出口に地図があり、井の頭線の方向が書いてあります。それ従い、JRの構内を東から西へ通り抜ける自由通路に入ります。

駅再開発の一環で、JRも埼京線ホームの移設や自由通路の整備などの工事中です。その影響で壁面はシートに覆われていて、どこを通っているのかよくわかりません。右側通行の通路を歩いていると、左側に黄色い案内板が貼っているのが見えます。確認して現在地を知りたいと思いましたが、人の流れがあるので、立ち止まって左側まで行くことはできませんでした。

右側に、再び矢印が現れました。しかし「半蔵門線」「田園都市線」の表記のみで、「井の頭線」の表記がなくなっています。

「井の頭線の表示がなくなりましたね」。藤田に言われて、不安になっているのは自分だけではないなのか、と少しほっとします。

井の頭線に向かう通路を、どこかで見落として通り過ぎてしまったのか……。

案内表示から「井の頭線」が消えた

案内表示から「井の頭線」が消えた

JRの通り抜け通路は工事中。井の頭線にいく通路を見落としたかもしれない、といったん立ち止まる高重記者

JRの通り抜け通路は工事中。井の頭線にいく通路を見落としたかもしれない、といったん立ち止まる高重記者

しかし「引き返した方がいい」という自信もなく、とりあえず先に進みます。

JR西口の改札口の前に出ました。見渡すと、先の方に「井の頭線」の表示を見つけました。どうやら、道は正しかったようです。

再び現れた「井の頭線」の案内

再び現れた「井の頭線」の案内

【表示はどこにあるの?】
案内表示の設置場所は、鉄道会社ごとに定めているルールに加えて、各駅の状況に応じて決めています。統一ルールには、たとえば「ホーム上の案内看板は60メートル間隔で設置」(東京メトロ)といったものがあります。設置場所は出口近くや分かれ道が中心です。だから長い通路の途中や、鉄道会社が勝手に案内表示を設置できない商業施設内の出口などは、表示が少なくなりがちで、不安になる利用者もいます。


自動ドアがあるとは限らない

矢印に従い、再び駅の外(モヤイ像前広場)に出ます。駅の外なので目立った案内はなくなり、とりあえず駅の外壁に沿って歩きます。西口バスターミナルがあり、そこに地図を発見。

地図を見ると、近くの横断歩道を渡った先の方に井の頭線があるようです。

西口のモヤイ像前のバス乗り場の地図を見つめる高重記者

西口のモヤイ像前のバス乗り場の地図を見つめる高重記者

西口バスターミナルの地図

西口バスターミナルの地図

横断歩道を渡ると商業施設「渋谷マークシティ」があり、隣接して「井の頭線」と書かれた駅の入り口らしき表示が見えます。

しかし、そこにあったのは階段とエスカレーターだけで、改札は上の階にあるようです。

横断歩道を渡ると、井の頭線方面へ

横断歩道を渡ると、井の頭線方面へ

イーストモール前にある井の頭線の改札に続く入り口は、階段とエスカレーターのみだった。あきらめて別の道を探す

イーストモール前にある井の頭線の改札に続く入り口は、階段とエスカレーターのみだった。あきらめて別の道を探す

その場の案内板を見ると、マークシティには二つの棟があり、奥の「ウエストモール」まで行けば井の頭線西口改札があるようです。近くにエレベーターのマークも描かれています。

そこで手前の「イーストモール」を通り抜けて「ウエストモール」に向かいます。

イーストモール出口は、自動ではない重いドア。開けたままベビーカーを押すのは大変ですが、先に通っていた男性が開けておいてくれました。「親切な人でしたね」。藤田がささやきます。

マークシティ前の地図

マークシティ前の地図

井の頭線西口改札前のスロープを進む高重記者。後ろにいる車椅子の男性は……

井の頭線西口改札前のスロープを進む高重記者。後ろにいる車椅子の男性は……

車椅子の人の準備方法

「イーストモール」を抜けると、すぐに「ウエストモール」が、そして井の頭線西口改札が見えました。後ろからついてきていた藤田と、遠かったねと苦笑いしながら顔を見合わせ、「改札前で一応記念写真を撮りましょうか」と声をかけました。改札に向かうスロープでは、後ろから車椅子の男性が来たので、邪魔にならないよう小走りに進みます。

改札の横で、貼り紙が目にとまりました。いろいろと書いてある中から浮き上がってきた、「エレベーターはありません」という太字。血の気が引きます。

すると、「あの人に話を聞いた方がよくないですか」。藤田に言われて振り返ると、先ほどの車椅子の男性がスロープを引き返して行きます。走って追いかけて、声をかけました。

男性は金浜秀一さん(56)。6年前の事故で頸椎(けいつい)を骨折し、車椅子生活になりました。名古屋在住で、渋谷駅には来たことがあるけれど、井の頭線に乗るのは初めてだといいます。

「あらかじめ道は調べて来るんですが、ネットだとスロープがあるかなど細かいところが分からなかったり、実際と違っていたりするんです。案内表示も車椅子の目線だと見えにくい場所にあるものが多くて、見過ごしてしまうこともあります。こうやって人に聞きながら目的地に行くしかないですね」

【金浜さんのたどったルート】
JRで渋谷駅に到着

駅係員が「ハチ公」前まで誘導。「あの道路を渡ると京王線です」と方向を教えるが、エレベーターの場所など詳しいことは係員も知らなかった

道路を渡る。通行人に、マークシティ「イーストモール」1階入り口に井の頭線行きエレベーターがあると教わる

エレベーター横の表示に、4階「井の頭線アベニュー口」と書いてあるのを見つける。一緒に待っていた人(車椅子ではない)にも「井の頭線は4階」と教わり、4階へ

4階に着くと、改札の手前には階段が

1階まで戻り、通行人にマークシティ「ウエストモール」に西口改札があると教わる。イーストモール横の歩道を通ってウェストモールに向かうが、途中階段が現れる。引き返して今度はイーストモールの中を通り西口改札へ(イマココ)


【バリアフリールートの調べ方】
バリアフリールートを調べることができる「えきペディア(ekipedia)」(http://ekipedia.jp/)というサイトがあります。大阪の「まちの案内推進ネット」(http://annai.or.jp/)というNPOが、地道に調べて作成・更新しているものです。大阪梅田・なんば両駅のすべてのエレベーターを写真入りで載せたパンフレットや、福岡など大都市の市内各駅のバリアフリー施設を詳しく紹介した冊子も発行しています。


別のビルの人でも尋ねていい?

井の頭線西口改札では、駅員に「イーストモールを通り抜けて行くと、『中央改札』に上がるエレベーターがあります」と教わったそうです。イーストモールの中にもう一機エレベーターがあったのか、と3人で探しますが、見当たりません。店員さんに尋ねて、金浜さんが最初に乗ったエレベーターが正しかったこと、4階でなく2階に上がればよかったことが分かりました。

エレベーターの案内図には、「4階」の井の頭線改札が目立つかたちで表示されていた

エレベーターの案内図には、「4階」の井の頭線改札が目立つかたちで表示されていた

2階まで上がり、ようやく目の前に改札がありました。

「車椅子になって初めて、こんなに不便なものだと知りました」という金浜さん。「来年パラリンピックがあるから、もう少し整備されていると思っていたのですが。来年車椅子の人たちが来た時にパニックで動けなくならないか、心配です」

井の頭線の中央口改札に到着した金浜さん。見送る高重記者

井の頭線の中央口改札に到着した金浜さん。見送る高重記者

井の頭線の改札を通過した金浜さん

井の頭線の改札を通過した金浜さん

せっかくだからスクランブルスクエアを見学しようかと話し、戻ることになりました。

先ほどのような駅の外ではなく、駅構内を通って行ってみようと、2階をそのまま東口の方向に歩きます。しかしスクランブルスクエアの方向を示す表示は見当たりません。

するとすかさず藤田が、JRの改札で駅員さんに道を聞いています。一人だったら、「JRのビルではないし、忙しそうだし……」など遠慮して、聞けないところです。

JR改札でスクランブルスクエアへの行き方を尋ねる藤田記者

JR改札でスクランブルスクエアへの行き方を尋ねる藤田記者

「東急百貨店のエレベーターで1階に降りて、JR東口に行けば、目の前にあるそうです。案内サインだけでは、絶対にたどりつけないですね」

東急百貨店のエレベーターで1階に降りましたが、どちらの方向が東口かわかりません。藤田が店員さんに尋ねますが、知りませんでした。一時的に出店している店(ポップアップショップ)なのかもしれません。

近くの出口から外に出てみると、ハチ公口がありました。

「この通路を通り抜ければいいんじゃないですか」。藤田の勘に頼って、ハチ公口横の通路を抜けてみると、見事目の前にスクランブルスクエアがそびえ立っていました。

【案内ロボット使ってみた】
鉄道会社は、駅員や警備員が頻繁に尋ねられる事柄は、新たに案内版に加えたり、時には手書きの紙を貼ったりして分かるようにしています。けれども表示内容が増えすぎると、かえってわかりにくくなってしまうため、限度も。新たな試みとして、JR東日本では今年、主要駅にロボットや端末を置いて、利用者が知りたいことを声で質問したり、画面に触れて選んだりすると、画面で教えてくれるという実証実験をしました。私(高重)も新宿駅で試してみましたが、機械が聞き取りやすいように大きな声ではっきりと質問する必要があり、周りの目が気になり少し恥ずかしかったです。教えられた情報は、トイレの位置ははっきり分かりましたが、乗り換え方法は大まかな地図での案内が表示されるだけで、よくわからないものもありました。


パニックになってしまう前に

スクランブルスクエアを見学した後、半蔵門線に乗る藤田を改札で見送ります。半蔵門線の改札は、スクランブルスクエアからエレベーターで簡単に行けました。

次の取材先に行くため、銀座線に向かいます。到着時と逆ルートを進めばいいと、スクランブルスクエア3階の銀座線エレベーターに向かいますが、「出口専用」で、乗ることはできないと気づきます。

スクエア前のエレベーターは、1階のところに「銀座線」の表示があります。降りてみると、そこにあったのは、銀座線ホーム行きのエスカレーターでした。

再び3階に戻ります。スクエアの前にいた警備員さんに、勇気を出して聞いてみました。「エレベーターで銀座線に行けますか」。返事は「銀座線はエレベーターはないんですよ」。

仕方なく、「銀座線」の表示がある方向に向かい、ベビーカーを抱えて階段を下りました。最初に井の頭線を目指した時に、降りるのを諦めた階段です。

しかし降りてみると、銀座線に行くには、さらに別の階段を上る必要があるようです。マークシティまで行けばエレベーターがあると書いてありますが、もう一度マークシティまで歩く気力は、もうありません。

一人になった途端、迷ってパニックになり、さらに迷うという、いつものパターンに陥ってしまいました。やぶれかぶれで、いためているひざをかばいながらベビーカーを抱えて階段を上りました。

そういえば表参道駅では半蔵門線と銀座線は同じホームを走っていたっけ、私も半蔵門線に乗ればよかった……と気づいたのは、銀座線に乗ってからでした。

渋谷駅は日々変わっています。銀座線も、現在新しいホームを準備中です。年末年始に運休して移設を行い1月から使用される新ホームには、スクランブルスクエア内のエレベーターから行くことができるようになるそうです。

渋谷駅は日々変わっています。銀座線も、現在新しいホームを準備中です。年末年始に運休して移設を行い1月から使用される新ホームには、スクランブルスクエア内のエレベーターから行くことができるようになるそうです。

【駅の迷いやすさを研究】
今回の取材では、「どの場所の」「何が」「どう気になったか」をメモしながら歩きました。参考にさせていただいたのは、駅のわかりにくさや迷いやすさのポイントについて調べた、JR東日本の池田佳樹さんの研究です(https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/82/738/82_1905/_pdf/-char/ja)。某大型駅を舞台に、同駅を「迷いやすい」と感じている人たちに、ある地点からある地点まで歩いてもらい、上記のようなポイントをチェックしてもらったそうです。鉄道会社の中に、「迷う人」のことを考えてくれている人がいることに、うれしくなります。


「ダンジョン」と戦い続けるために

記者にとって渋谷駅は変わらず「ダンジョン」でした。じっくり迷ってみて、迷うのは渋谷の案内表示が不十分なことだけが原因ではなさそうだとも感じました。

視力や注意力の問題で案内表示を見落としやすかったり、人に尋ねるのをためらう性格だったりも、影響しているのかもしれません。

ただ、多くの人が年をとれば、若いころなら気づいていた案内表示を見落としやすくなるし、駅員・警備員がいなくて道を聞きたくても聞けないというのもよくあることです。

案内表示を頼りにする人が安心できるよう、情報が載っていたり載っていなかったりの「気まぐれ」でない案内表示をして欲しいと感じました。

金浜さんとの出会いから気づかされたのは「ただ電車に乗るだけのために、これだけの苦労を強いられる人がいる現状はおかしい。車椅子の人も『なんとか乗れるだろう』と周囲が思うのは、その人の苦労に甘えているだけなのかもしれない」ということです。

都会に住む以上「ダンジョン」との戦いは避けて通れません。これからは、駅員さんや周りの人にももう少し気軽に助けを求めながら、冒険を続けていきたいと思います。

「駅で困ったこと」聞いてみた結果……アンケート実施中

駅で困ったことはありますか。誰かの助けがほしかったり、手助けしようと思ったのにできなかった経験はありませんか。朝日新聞デジタル・フォーラム面ではアンケート(https://www.asahi.com/opinion/forum/)を実施中です。

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出典:平八さんのツイッターより
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