ネットの話題
ガチャで「超レア」を引いたのに… まさかのキタキュウマン缶バッジ
ガチャガチャでよく見かける「シークレット」。意表を突いた商品が登場しました。
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ガチャガチャでよく見かける「シークレット」。意表を突いた商品が登場しました。
ガチャガチャでよく見かける「シークレット」。手にするまでどんなデザインかわからない、レアなものがほとんどです。そんなシークレットの意表を突いた商品が登場し、ツイッター上で注目を集めています。「キタキュウマン缶バッジコレクション」について取材しました。
北九州市のご当地ヒーロー「キタキュウマン」。仮面を脱いでもイケメンと話題になり、素顔で広告に出ることも増えています。
ツイッターのフォロワーは7万人を超えており、時には社会問題について持論を展開して話題になることも。
そんなキタキュウマンのツイッターアカウントが今月26日、「企画製作したスタッフは今すぐ出てきなさい」という文章とともに、複数の画像を投稿しました。
写っているのは「キタキュウマン缶バッジコレクション」が入ったガチャガチャの筐体。
前面で紹介されている缶バッジは、キタキュウマンや弟のメタル、ロゴマークなど全10種類で、キタキュウマン手書きの自画像が「レア」、そして「超レア」は???となっています。
最後の画像に写っているのは、超レアの実物。
いったいどんなデザインなのかと思いきや、筐体前面で紹介されている通り、黒地に???と書かれただけの缶バッジです。
よく見ると、注意書きには「不良品以外の返品・交換はできません。特に、超レアに関してのクレームは一切受け付けません」とあり、どうやら確信犯のようです。
この投稿に対して、「確かに間違ってない」「注意書きもセンスを感じる」といったコメントが寄せられ、リツイートは7万、いいねは18万を超えています。
「キタキュウマンから『第2弾の缶バッジなので、前回と違う新しいものを』という依頼を受けて企画しました」と話すのは、キタキュウマンのプロデューサーです。
前回はレア1種類だったため、今回は超レアを追加することに。ところが、全10種類を考える中でネタ切れになったそうです。
「他のヒーローたちと違って、登場するメンバーも少ないですし、パワーアップフォームなども存在しません。そんな中で、キタキュウマンからの『ファンが待っているから早く』という圧力もあって、このような形になりました」
企画製作したスタッフは今すぐ出てきなさい pic.twitter.com/ZNfkhskwZs
— キタキュウマン (@kita_q_man) September 26, 2019
???をそのまま使うというアイデアについては、「発想は面白いけれど超レアを引いた人が怒るのではないか」という不安があったといいます。
注意書きには「クレームは一切受け付けません」と書きましたが、設置店舗のオーナーには苦情があった場合は返金対応をお願いしているそうです。
「楽しみに引いた子どもが泣き出した時などは、なんとも申し訳ないですから」
話題になったことについては「まことに申し訳ございません。責任は納期をせかしたキタキュウマンにあります」と話します。
これに対し、キタキュウマンはこうコメントします。
「おそらくファンの期待を裏切ってしまったと思います。申し訳ありません。他のデザインは素敵なので、どんどん回してください。キタキュウマンの懐が潤います」
◇ ◇ ◇
ガチャガチャが設置されているのは、北九州市小倉北区魚町2丁目のインクスポットビル1Fです。キタキュウマンのイベント開催時などは会場に持ち出されることがあるそうです。
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