話題
バスクリンが洗口液? モンダミンのアースと開発→実はグループ会社
「バスクリン」と聞くと、入浴剤を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
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「バスクリン」と聞くと、入浴剤を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
「バスクリン」と聞くと、入浴剤を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか? その名を冠した薬用洗口液(マウスウォッシュ)が、あす4月1日に発売されます。なぜ洗口液なのか、担当者に話を聞きました。
4月1日に通販限定で発売される「バスクリン 薬用洗口液」。
歯と歯のスキ間をすみずみまで洗浄し、すすぐだけで口臭防止に役立つのが特徴で、洗口液「モンダミン」で知られるアース製薬との共同企画商品です。
発売元はバスクリン。入浴剤バスクリンの会社で、代表商品の名前が社名になっています。
1897年に日本初とされる入浴剤を発売したのが津村順天堂(現在のツムラ)。2006年に入浴剤を扱う部門がツムラライフサイエンスとして分社化され、2008年に独立。2010年に社名をバスクリンに変更した経緯があります。
2012年にアース製薬グループとなり、今回の洗口液はグループ内での共同企画となっています。
入浴剤だけでなく、育毛剤や化粧品なども手がけているというバスクリン。洗口液誕生の経緯について、製品開発部ビューティケア課の課長・望月隆さんに聞きました。
――この商品を企画した狙いは
バスクリンでは、年齢を重ねた方の毎日をサポートするのに役立つ商品「悠々と快適なセルフケアシリーズ」があります。そのお客様の声に耳を傾けると、口内環境に関するお悩みが多いことを知り、開発しました。
――入浴剤以外にもバスクリンブランドの商品があるんですね
入浴剤以外では、1994年から育毛剤「インセント」ブランドを全国のドラッグストアおよびスーパーを中心に販売しています。通信販売では「悠々と快適なセルフケアシリーズ」をはじめ、育毛剤の「髪殿」「髪姫」ブランド、化粧品の「美漢精」ブランドがあります。
――今回の洗口液の特徴は
すすぐだけで、口臭防止ができ、歯と歯のスキ間をすみずみまで洗浄できるという洗口液の基本機能にくわえ、年齢を重ねることで乾きがちな口腔環境を考え、当社が独自に検討した6種類の和漢植物成分を配合しています。
――なぜ通販限定なのでしょうか
バスクリンの通信販売は、介護をする人、される人、毎日を楽しく過ごしたいアクティブシニア層の会員が多いためです。
――アース製薬と共同企画した狙いは
洗口液はたくさんありますが、今までにない商品を手掛けるために、長年生薬研究を重ねたバスクリンの生薬の知見と、日本で初めて洗口液を手掛けたシェアナンバーワン「モンダミン」のアース製薬の強みを最大限に生かした商品となっています。
――商品のアピールポイントは
厳選した天然由来の自然派成分を配合し、天然の風味がやさしく爽やかなので、高齢の方でも安心してお使いいただける商品です。部分入れ歯や総入れ歯をつけたままでも使用可能ですので、大切な方と笑顔で触れ合える日々のために、ぜひお役立てください。
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