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タバコみたいな駄菓子、時代に合わせ変身 加熱式風「マイコス」とは
駄菓子屋さんでよく見かける「ココアシガレット」が進化した?
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駄菓子屋さんでよく見かける「ココアシガレット」が進化した?
駄菓子屋さんでよく見かける「ココアシガレット」。タバコのような棒状の砂糖菓子で、子どものころに口にくわえてタバコを吸うまねをした人もいるのではないでしょうか? そんなお菓子が今風に変身したとネット上で注目を集めています。製造元に話を聞きました。
昭和26年(1951年)に発売されたココアシガレット。
シガレット型の砂糖菓子で、ハッカの香りとココアの風味が口の中に広がります。
発売60年の「還暦」を迎えた2011年からは、「タバコを吸うよりこの1本。オリオンは貴方の禁煙を応援します!」というキャッチフレーズで、禁煙を応援する菓子として売り出しています。
そんなココアシガレットから派生して2018年6月に発売されたのが「myCOS(マイコス)」です。
税抜き希望小売価格50円で6本入り。ココアシガレットと比べて、ミントの風味が強い清涼菓子です。
「IQOS(アイコス)」などの加熱式タバコが人気になっている現状を反映して、ココアシガレットもアップデート。見た目や名前もそれっぽさを醸し出しています。
名前がマイコスだけに、パッケージには舞妓さんのイラストが描かれています。
この商品がツイッター上で紹介されると、「時代だな~」「温めなくて良いのは何より」といったコメントが寄せられています。
「マイコスは大人向けに作りました。これを口にすることで禁煙に役立てばというのが狙いです」
そう話すのは、製造元であるオリオン(大阪市)の企画部・高岡五郎さん。話題になったことについては、こう話します。
「うちの得意なウケ狙いの商品なので、素直にうれしいです。おいしいだけじゃなく、見てたのしい、もらってうれしい、食べておいしい、またほしい、をコンセプトに作り続けていきたいです」
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