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20036

「僕ぜったい無理!」 お団子づくり見ていた男の子、理由にほっこり

山梨県にある老舗和菓子屋で実際に起こったやりとりが、ネット上で注目を集めています。

焼いたお団子をタレにくぐらせて完成です
焼いたお団子をタレにくぐらせて完成です 出典: 金精軒のツイッターより

目次

 山梨県にある老舗和菓子屋で起こった出来事が先日、ネット上で注目を集めました。団子をタレにくぐらせている様子を、キラキラした笑顔で見つめる男の子。店長が「君でも出来るよ」と話しかけると、意外な答えが返ってきて……。その時の様子について話を聞きました。

金精軒韮崎店
金精軒韮崎店 出典: 金精軒のツイッター

お団子をタレにくぐらせていたら


 山梨県にある明治創業の金精軒。厳選素材の信玄餅や、夏季限定の「水信玄餅」などで知られる老舗の和菓子屋です。

 話題になっているやりとりは、支店である韮崎店で11月23日に起こった出来事です。

 店内には、お菓子の仕上げ工程を見ることができるガラス張りのスペースがあります。

 この日は店長の小野允大(みつひろ)さんが、焼いたお団子をタレにくぐらせていました。

タレをつけたばかりのお団子
タレをつけたばかりのお団子 出典: 金精軒のツイッター

ガラス越しに見ていた男の子が


 ガラス越しに男の子が、キラキラした笑顔でその様子を見つめていることに気づいた小野さん。

 一段落して外に出て話しかけると、男の子が「すごいなぁ」と言いました。

 そんなに難しくない作業なので「君でも出来るよ」と伝えると、予想外の答えが返ってきました。

 「僕は絶対に食べてしまうから無理だと思います」

 作業の難易度ではなく、作っていると食べたくなってしまうので自分には出来ないという意味だったのです。

 思わず笑顔になった小野さん。すると男の子のお母さんが来て、しばらくその話題で談笑。それぞれ1本ずつ団子を買って帰ったそうです。


店長に聞きました


 このやりとりを金精軒のツイッターアカウントで紹介すると、「なんて可愛らしい返答」「ほっこりツイート大賞!」と話題になり、リツイートは7千、いいねは1万9千を超えています。

 小野さんは「子どもならではの視点だなぁと、こちらの方が笑顔にさせてもらいました」と振り返ります。

 老舗の堅苦しさを感じさせないつぶやきが多い金精軒のツイッター。

 冷蔵庫などの備品に人と同じように名前をつけていることを紹介したり、鳥人のマスクをかぶってみたり。2013年に発売した「水信玄餅」が有名になったのもツイッターがきっかけでした。



 「ふだんから自由な社風なんです。老舗だからといって、みなさまに固いイメージをもたれてはもったいないので、つぶやく際は人となりを知っていただけるように心がけています」

 今回のツイートが話題になったことについては、こう話します。

 「店員が話しかけてくると面倒くさいと思われる方もいらっしゃると思います。しかし今回のツイートで、お客様とのコミュニケーションを大切にしたいという私たちの思いに、世の中の方々が共感していただけたのであれば、こんなにうれしいことはありません」

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