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工事の囲いに粋な演出! 宮崎空港職員のアイデアが話題、その経緯は
宮崎空港の職員が思いついたアイデアが、ネット上で注目を集めています。
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宮崎空港の職員が思いついたアイデアが、ネット上で注目を集めています。
クリスマスに向けて飾り付けたいけど、工事のための大きな白い囲いが邪魔で……。そんな状況の中で、宮崎空港の職員が思いついたアイデアが、ネット上で注目を集めています。「ピンチをチャンスに変えられたら、と考えました」と話す担当者に聞きました。
宮崎空港の1階にあるオアシス広場。エレベーターの増改築工事中のため、広場の一部に白い箱のような囲いが設けられています。
大きさは縦8m、横12m、高さ5m。資材を置いたり、工事関係者が出入りしたりといった場所で、広場に大きくせり出しています。
そんななかで12月1日からクリスマスアート展が始まり、職員の発案でこんな装飾が施されました。
工事用の囲いを箱に見立て、2方向からリボンを通し、プレゼントボックスに見立てたのです。
この画像がツイッターに投稿されると、「こういう発想って大事」「これは粋ですね」といったコメントが寄せられています。
「空港は夢のある場所です。このピンチをチャンスに変えて、みなさんに喜んでいただけたらと考えました」
そう話すのは、アイデアを出した宮崎空港ビル業務課の主任・石尾麻貴子さんです。
東京五輪に向けて今年10月下旬から始まったエレベーターの増改築工事。プレゼントボックスに見立てる前は、側面に広告をつるすなどしていたそうです。
「広告をかけるフックが取り付けられた部分が、ちょうど箱本体とフタの合わせ目みたいに見えるんです」
プレゼントボックスに見立てるというアイデアを思いついてからは、自分でイメージイラストを描いて提案。クリスマスアート展や工事の関係者に相談して、実現に至ったそうです。
取り組みが話題になったことについては、こう話します。
「こんなに反響をいただけるなんて予想外で、ただびっくりしています。みなさんのご協力があって実現できたことなので感謝しています」
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