
今回の登場人物
朝日奈彬
営業部所属の28歳。高いコミュニケーション能力とポジティブシンキングが長所。趣味はテニス、スキー、サーフィン、ランニング。
水上芳樹
企画部所属の33歳。妥協を許さぬ審美眼の持ち主で、広報やアートディレクションでも手腕を発揮。趣味はおうちエステと観劇。
菱乃木賢悟
事業推進部所属の32歳。新たな価値とガジェットを創造し続ける天才肌のメカニック。趣味は工作と家電新製品チェック。

朝日奈
水上
その上で気に入ったものがあれば手に入れるんだ。

菱乃木
ボクは寒くなければなんでもいいと思ってるけど。
朝日奈
最近は選択肢も多くて。
水上

「クラシック回帰」と言われてきた流れが変わってきた
水上
この冬のコートのトレンドについてお伺いしたいのですが。
山本
まずは全体感についてですが、近年、継続してクラシック回帰の動きが主流になっていました。
朝日奈
具体的にはどんなスタイルでしょう?
山本
菱乃木
たしかにこういう素材のコート持ってるなぁ。
山本
山本
朝日奈
山本
水上
山本
おそらく「スピード」や「潔白」といった仕事ぶりが時代に求められていた事が理由でしょう。
菱乃木
山本
水上
今年はブラウン系を選んでみようかな。
山本
朝日奈
山本
菱乃木
最近はお店の人も詳しく教えてくれるよね。

山本
一見普通のコートでありながら、内側に取り外し可能なライナーが着いていて、1着で3パターン(ライナーありコート、ライナー無しコート、ライナーのみ)の着こなしができるようなものです。
朝日奈
山本
水上
ライナー付きはもはや定番の一つになってきているんですね。
山本
オススメは「キルティングジャケット」
菱乃木
山本
昔からあるものなので、元祖機能系コートと言えるのではないかと思います。もしかしたら、クローゼットの奥にあるという人もいるのではないでしょうか。
朝日奈
最近は着てなかったかもな……オススメの理由を教えてください!

山本
さらに、防水の機能がなくとも、少しの雨であれば大丈夫。
菱乃木
雨にも強いのは嬉しいな。
山本
水上
山本
それ以外にも、多くのブランドからキルティングジャケットが提案されているので、実際に試着をしてから購入したほうがいいでしょう。
水上
自分にあった一着を見つけないと。
山本
朝日奈
山本
菱乃木
ありがとうございました!
山本晃弘 Teruhiro Yamamoto
AERA STYLE MAGAZINE編集長。MEN’S CLUB、GQ JAPAN」などを経て、2008年より現職。
新聞やWEBなどでファッションとライフスタイルに関するコラムを執筆する傍ら、現在は、トークイ
ベントを通じて、ビジネスマンや就活生にスーツの着こなしを指南するアドバイザーとしても活動中。
執筆した書籍に、「仕事ができる人は、小さめのスーツを着ている。」がある。
https://asm.asahi.com/