話題
「欲しい」の声が続出! BAKE専用ひと粒窯とは? 森永製菓に聞いた
森永製菓のチョコ「BAKE」を温めるためだけに作れた「ひと粒窯」が、ネット上で注目を集めています。
話題
森永製菓のチョコ「BAKE」を温めるためだけに作れた「ひと粒窯」が、ネット上で注目を集めています。
森永製菓のチョコ「BAKE」を温めるためだけに作られた「ひと粒窯」が、ネット上で注目を集めています。抽選で1500人に当たる景品ですが、あまりの可愛らしさに「抽選ではなく販売して」といった声が続出しています。電源はUSB接続で、中に入るチョコは一粒だけ。しかも温め完了まで5分もかかります。どういった経緯で企画したのか、担当者に話を聞きました。
BAKEが発売されたのは2003年秋。チョコを焼く独自の製法によって外側がパリッ、内側がなめらかな2重食感で、チョコレートなのに夏でも溶けない点が特徴です。
そんなチョコを温めるために作られたのが「BAKE専用ひと粒窯」です。使い方は以下の通りです。
(1)ひと粒窯にBAKEをひと粒入れる
(2)ひと粒窯のUSBをPCにつなぐ
(3)約5分待つ
(4)「食べごろランプ」が点灯したら完成
対象商品を購入したレシートを撮影して、専用フォームにアップロード。必要事項を記入することで応募できます。期間は来年1月31日までで合計1500人に当たります。
ツイッター上では「普通に売ってくれ」「もともと焼きチョコでは?」といったコメントが寄せられており、いいねが9万を超えている投稿もあります。
どういった経緯で企画したものなのか? 森永製菓菓子食品マーケティング部の藤井えりさんに話を聞きました。
――企画のきっかけを教えてください
きっかけは「BAKEは焼きたてが最強にうまい説」を耳にしたことです。BAKEは温めておいしい、いわゆる「レンチン系お菓子」のさきがけです。
「おいしいのは知っているけど滅多にやらない」という声が多く聞かれ、その理由は「家でしかできない」「すぐ冷めちゃうから」だと知りました。
この問題を解決し、BAKEならではの魅力をたくさんの人に知ってもらい、おいしく楽しんでほしい! それが開発のきっかけでした。
――チョコを温めることの狙いは
焼く製法だからこそ熱に強く、温めることができるBAKE。そのままでもおいしいですが、温めると焼きたての香ばしい香りと味わいが楽しめます。
ひと粒窯を使って温めることでじんわりと温かくなり、外側はカリッと香ばしく、内側はやわらかくトロッと一層なめらかな食感になります。
――ひと粒窯には1個しか入らず、しかも5分ほどかかるようですが
焼きあがったBAKEだけでなく、1粒ずつ窯に入れる手間、温めている時間に漂ってくる香ばしい香り、窯から取り出す手間……これらすべてが、ひと粒窯の楽しみだと考えています。それは、忙しい日々の中で、ちょっとだけ遠回りを楽しむぜいたくです。
――USB接続にした点などは、オフィスでの利用を想定したのでしょうか
チョコレート好きの女性が仕事の合間に少しだけ、でも、とっておきのお気に入りを召し上がるシーンをイメージしました。
もともとBAKEは手を汚さず食べられて、オフィス向きのチョコです。温めるとさらにおいしいのに、普通はオフィスに電子レンジはありません。ならば、と考案されたのがひと粒窯です。職場でもこっそりとおいしい焼きチョコを楽しめます。
――ひと粒窯を企画する上で工夫した点は
この世に無いものなので、ゼロからの開発でした。熱くなり過ぎても危ないし、時間がかかり過ぎてもいけない。弊社は食品メーカーなのでそうした知見がほとんどなく、外部の技術者の力を借りながら安全性の検証も重ね、ようやく完成しました。
もちろん見た目も重要です。殺伐とした(?)オフィスの机周りを癒やしてくれる、精巧で本物のようなかわいいつくり。つい写真に撮って自慢したくなるたたずまいにこだわりました。色味はベイク「ショコラ」「クッキー」のピンクとオレンジを使用しています。
――応募方法をレシート撮影にした理由は
はがきや封筒を用意する手間を省き、携帯から手軽にご応募いただけるようにと考えました。
――「気になる」という人に向けてメッセージを
BAKEを召し上がっていただいたことがある方も無い方も、このキャンペーンをきっかけに手に取って頂ければ幸いです。常温でも温めてもおいしい、BAKEをぜひお試しください。
1/11枚