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「ASUS」正しく読んで! 覚えるための歌も制作、スマホの着メロまで
ASUSの社名をめぐるツイートが注目を集めています。
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ASUSの社名をめぐるツイートが注目を集めています。
スマホやノートパソコン、マザーボードなどのメーカーとして知られる「ASUS」。この社名をめぐるツイートが注目を集めています。正しい読みを知ってもらうための歌が制作され、ASUSのスマホ「ZenFone」シリーズに着メロとして入っているそうです。ところで、正しくはどう読めばいいのでしょうか? ASUS JAPANの広報担当者に聞きました。
今月17日、ASUSに関する情報やレビューを掲載しているブログ「ASUS好きのZenBlog」のツイッターアカウントが、こんなつぶやきを投稿しました。
「『エイスースって言え』 ASUSが世界でのネーミングを統一するために制作した曲です」
ツイートにはYouTubeへのリンクが貼ってあり、「SAY ASUS with the World - Full Version」を聴くことができます。曲中では何度も「エイスース」と連呼されており、正しい読みはエイスースのようです。
この投稿に対して、「アーススって読んでた」「エイサスじゃなかったんだ」といったコメントが寄せられ、リツイートは8千を超えています。
「エイスースって言え」
— ASUS好きのZenBlog (@ASUS_ZenBlog) 2018年7月17日
ASUSが世界でのネーミングを統一するために制作した曲です。アスース派、エイサス派を密室に監禁して24時間大音量で聴かせれば数日後にはエイスース派に鞍替えすることでしょう。
SAY ASUS with the World - Full Version https://t.co/Y0eTIt5jAM
ASUS JAPANの広報担当者によると、発音をエイスースに統一したのは2012年10月から。それまで「アスース・ジャパン株式会社」という名称だった日本法人を「ASUS JAPAN株式会社」に社名変更したそうです。
エイサスやアサスといった呼び方をする人がいるのは、なぜなのか?
「台湾では『華碩』という漢字のブランドを使用し、海外では『ASUS』ブランドを使っていました。発音については統一していなかった時期があり、日本のユーザーに『好きなように呼んでいただいて問題ない』というスタンスでいたため、呼び名がばらばらになったのではないかと思われます」
YouTubeに「SAY ASUS with the World - Full Version」がアップされたのは2013年1月。2012年に日本だけでなく世界的に読みを統一しようと取り組んだものの、すぐには浸透しなかったため、親しみやすい歌を作って公開したそうです。
また、最新のZenFoneシリーズには、この曲が「Hey ASUS」というタイトルで着メロとして入っているそうです。
曲名が変わっているのは、命令口調のタイトルだと、初めて曲名を目にした方がビックリしてしまうためで、曲の最後に登場する「Hey, say ASUS!」というくだりから取ったそうです。
社名が話題になったことについては、こう話します。
「台湾本社からは『なぜ今、5年以上前の動画を?』と不思議がられましたが、きっと、日本の皆様はもうエイスースを覚えていただけたと信じています。いつも話題にしてくださって、ありがとうございます」