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TOKYO FM WORLDさんからの取材リクエスト
海外にはどんなこどもの遊びがあるのですか?
世界の個性的すぎる「子どもの遊び」インドネシアの爆笑ペン入れ競争
海外にはどんなこどもの遊びがあるのですか?日本のような「だるまさんがころんだ」「フルーツバスケット」とかあるでしょうか? TOKYO FM WORLD
子どもの頃、夢中になっていた「ベタな遊び」ってありますよね。海外ではどうなんでしょうか? 「だるまさんがころんだ」「フルーツバスケット」などなど、世界の「ベタな遊び」について調べてみました。
まずフランス。まっさきにあがったのが「ペタンク」です。実は日本にも競技団体があるほど親しまれています。
日本ペタンク・ブール連盟によると、「ペタンク」は1910年に南フランスの港町ラ・シオタで生まれたボールスポーツ。発祥国フランスでは500万人以上がプレーを楽しんでいるそうです。
手のひら大の金属球を6~10メートル離れた目標球に向けて投げ、いかに近づけられるかを競います。金属球は重さ650~800グラム。相手の球をはじき飛ばしたり、投げづらい場所に球を置いて邪魔したり。「カーリング」に似ています。
映画監督の故・伊丹十三(いたみじゅうぞう)さんが日本に広めたというのが定説になっています。
韓国には、正月に家族や親戚が集まって一緒に楽しむ「ユンノリ」というゲームがあります。韓国人なら誰でも経験のある娯楽で季節の風物詩になっています。
すごろくに似た簡単な遊びで、「ユッ(4本の丸い棒)」と「ユンノリ板」、「ユンマル(駒)」があればどこでもできます。
4本の細い棒「ユッ」を投げ、落ちた時の表裏の状態に応じて駒を進め、先に全部回った方が勝つ、すごろくに似た遊びです。
「ユッ」を投げて現れる様々な数によって盛り上がり、多くの人が一斉に楽しめるゲームで、誰もがハマってしまう面白さがあるそうです。
カンボジアには、円を描いてその中にメンバーが入る鬼ごっこがあります。
日本の鬼ごっこと違うのは、鬼が目をつぶること。さらに常に片足で飛びつけること。
参加人数によって鬼が2人になることもあるそうですが、経験した日本人の女性によると「つかまえるのは相当難しい」そうです。
インドには「ギリダンダ Gilli-danda」という遊びがあります。クリケットのルーツと言われています。
ギリと呼ばれるボールを、ダンダという名のバットで打ちます。
地面に置いたギリの端をダンダをたたいて空中にはね上げ、もう一度ダンダで打って飛ばします。
ギリとダンダは、落ちている木を切ったり削ったりしてを作ることもでき「お金がかからない」遊びになっています。
男の子の遊びとして知られており、特に決まったルールはなく、飛距離で勝敗を決めたり、ベースを置いて野球のような遊び方をすることもあるそうで
す。
ただし、最近は、ギリダンダで遊ぶ子どもたちは少なくなっているとか。ギリは木片なので家の窓を割ってしまう可能性があり、最近は家がたくさん建って遊ぶ場所がなくなっているそうです。
インドのチェンナイで生まれ育った東京都江戸川区在住のインド人男性(40)によると「7、8歳のころに初めてやりましたが、11歳くらいになるとクリケットをするようになりました」と振り返ります。
ギリを打つのが難しく「100回ぐらい練習した」と明かします。
「うまくギリを打って遠くに飛ばすのが気持ちよかった。うまくヒットすれば50~100メートルぐらい飛びます」
インドネシアには「ロンバ、ムマスカン、ペンシルカン(ペン入れ競争)」と呼ばれる遊びがあります。
これは、腰にひも巻いて、ひもからペンをぶらさげ、手を使わずにペンをコーラーなどの缶に入れる遊びです。
実際にやってみたところ、ちょっと恥ずかしい格好で四苦八苦するのが笑いを誘います。
現地では何人かが一緒にパン食い競争のように早さを争うそうです。