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手提げの輪っかをイルカがジャンプ! JINSが袋にこだわる理由を聞く
手に持った時と折りたたんだ時で雰囲気が変わるショッパー(買い物袋)が、ネット上で注目を集めています。
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手に持った時と折りたたんだ時で雰囲気が変わるショッパー(買い物袋)が、ネット上で注目を集めています。
手に持った時と折りたたんだ時で絵柄の意味合いが変わるショッパー(買い物袋)が、ネット上で注目を集めています。JINSでメガネなどを購入した際に商品を入れて手渡される紙袋で、季節ごとに数量限定で展開しているそうです。ショッパーにこだわる理由について、JINSの担当者に話を聞きました。
今月10日にツイッター投稿された画像。1枚目には、青い袋の下の方にJINSとロゴが入ったシンプルなショッパーが写っています。
2枚目は反対側を写したもので、イルカと黄色い線が描かれています。取っ手が黄色い紐になっていて、そこを持つことでイルカがジャンプして輪っかをくぐっているように見えます。
そして3枚目。袋の底の部分を折りたたむと、もう1頭のイルカが現れました。こちらは背景が水色で、さきほどのジャンプしているイルカの下で、水中を泳いでいるように見えます。
いくつもの仕掛けが施されたこのショッパーに対し、「これはベストデザイン賞」「紙袋断った自分に怒りが込み上げております」といったコメントが寄せられ、リツイートは1万2千、いいねは3万1千を超えています。
「話題になっているショッパーは、5月31日から始まった夏バージョンです。数量限定なので早ければ1カ月ぐらいでなくなってしまう店舗もあると思います」
そう話すのはJINSの広報を担当している岡田真里奈さんです。
これまでにもクリスマスや正月などに限定ショッパーを使っていましたが、今春から季節ごとに展開することにしたそうです。
「商品のメガネですべての季節感を出すのは難しいので、ショッパーで演出することにしました。お客様とスタッフの会話のきっかけになれば、という思いも込めています」
春のショッパーは、ウグイスのような鳥が描かれています。イラストの枝と取っ手がつながったデザインで、底面にも続いており、基本のアイデアは夏バージョンと同じです。いずれもクリエイティブユニット「KIGI」が手がけたそうです。
話題になったことについて、岡田さんはこう話します。
「お客様の手元に届き、気づいていただけたことがありがたいです。また、話題になったツイートを拝見すると、スタッフとのやりとも楽しんでいただけたようで、たいへんうれしく思っています」
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