連載
#18 城崎広告「会社員のモヤモヤ」
「海の声」は新鉄板ソング 職場カラオケ「目線」と「笑顔」で好印象
大神勇人
営業部所属の24歳。物怖じせずに相手の懐に飛び込む姿勢とフットワークの軽さが自慢。趣味はカラオケと祭。
夕永俊介
企画部所属の30歳。鋭い視点の持ち主でデータ分析やコンセプトデザインが得意分野。趣味はひとりキャンプと植物画。
水上芳樹
企画部所属の33歳。妥協を許さぬ審美眼の持ち主で、広報やアートディレクションでも手腕を発揮。趣味はおうちエステと観劇。
大神
水上
夕永
大神
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夕永
大神
最近は一人用の「ヒトカラ」も普及してきたカラオケですが、会社の二次会などで職場の同僚たちと行くことが今も多いかと思います。
自分も周りもより楽しむために気をつけたいポイントや最新の「鉄板」ソングについて、年間200回以上のカラオケ店に通う、カラオケ評論家でカラオケ大会プロデューサーの唯野奈津実さんに聞きました。
前提として、会社のカラオケだからと言って肩肘を張る必要はないと思います。
その場の雰囲気にもよりますが、基本的にはカラオケをコミュニケーションツールの一つと捉えて、ゆるい連帯感を楽しむスタンスで良いのではないかと思います。
まず言えるのは、「カラオケは歌っている人が主役」ということです。なので、聴く時の基本として、歌っている人を見ること、あるいは歌詞モニターを見ることを心がけておきましょう。目線を上げて歌に注目していれば、自然と場の空気も掴みやすくなるものです。
逆に気を付けたいのは、スマートフォンを見る行為です。これだと自分だけの世界に入ってしまうので、周りからも孤立しますし、歌っている側からしても場に関心がないように見て取れるため、あまり印象が良くありません。
また、歌っている最中の会話も気をつけて。スピーカーから大きな伴奏が流れている分、会話の声も無意識に大きくなってしまいがちです。隣同士で顔を近づけて小声で話す等、歌っている人の邪魔にならないような配慮があると良いでしょう。
ありがちな事例を挙げましたが、歌っている人に関心のない態度を取っていると自分が歌うときにそのまま返ってきますので、自分が気持ちよく歌うためにも気をつけていきましょう。
大神
水上
大神
水上
一方で歌が苦手なのでカラオケを楽しめないという人もいると思います。周りに「下手だと思われたくない」という理由で、歌うことを避けている人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、そこまで気にする必要はありません。なぜなら、多少の音程やリズムのズレは誰にでもありますし、周りもそこまで厳しく聴いているわけではないからです。
とはいえ、やはり苦手なものは苦手…と言うあなたは、とにかく「笑顔」で歌うことを心がけてください。そうすることで、見た目の印象がぐっと良くなり、カラオケの場を楽しんでいる雰囲気が伝わります。たとえ正確で上手な歌でも無表情で歌われるより、多少音程が外れても楽しそうに歌っている姿の方が、周りから見れば好印象です。笑顔で歌っていれば、後日、カラオケの様子を写真で振り返った時にも、楽しんでいる印象を改めて共有できますね。
夕永
水上
夕永
水上
選曲も非常に重要です。難易度の高い曲を入れてしまって玉砕…といった経験は誰しも一度はあるのではないでしょうか?そこで、苦手な人にもおすすめの曲をいくつかご紹介したいと思います。
まず男性向けですが、浦島太郎(桐谷健太)さんの「海の声」です。リズムもゆったりしていて音程も合わせやすく、音域もさほど広くないので歌いやすい一曲です。また、歌詞の内容や伴奏の構成が壮大なので、上司世代などベテランの人が歌ってもしっくりきます。世代を問わずお勧めできる一曲です。
女性向けは定番ですが、AKB48の曲がお勧めです。耳馴染みの良いメロディーが多いので覚えやすく、みんなで一緒に歌うこともできるので、周りとの連帯感を築きやすいです。
アイドルグループの曲はソロ曲よりも友人を誘って歌いやすいという意味で、一人で歌うことが苦手な女性にもお勧めです。余裕があれば振り付けを入れてもOKですが、難しければ無理に入れる必要はないでしょう。
カラオケの場は「歌のコンテスト」ではありませんので、あまり上手下手を気にしすぎることなく、コミュニケーションの場として緩く楽しむのがベストかと思います。カラオケが大好きな方も、カラオケに少しハードルを感じる方も、場の空気を楽しむという感覚でカラオケに臨んでみてください。
夕永
大神
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水上
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