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連休こそ味わいたい「車中泊」クセになる開放感 おすすめグッズは?
ゴールデンウィーク、どこか行きたいなあと思うけど、ホテルがいっぱい……。そんな人におすすめなのが車中泊です。私は車中泊をしながらキャンピングカーで日本中の「道の駅」を制覇しましたが、2泊程度の旅ならばミニバンで車中泊だってけっこう快適に過ごせます。車中泊デビューのための「ノウハウ」と「アイテム」を紹介します。
車のなかで寝ることに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、慣れればこんなに楽しいことはありません。しかも、車中泊ならば宿の予約なしで行き当たりばったりの旅ができ、思い立ったらすぐに出かけられます。
急な予定変更にも対応できますし、雨が降ったら行き先を変更したりと自由な旅が楽しめます。何より宿代がかからず安上がりなんです。
すごくシンプルな2つのポイントを守るだけで、快適な車中泊が送れます。
シートを倒すことでフラットになるミニバンがありますが、フルフラットをうたっていても、やはり車で移動するシートとしての機能がメインですから、どうしても凹凸があり、実際に寝てみるとけっこう気になるものです。
隙間にタオルを入れたり、クッションでカバーしたりしてもやはり快適とはいえません。
そこでちょっと奮発して車内用のベッドマットを手に入れましょう。車中泊マットというとエア式マットが多いですが、今回紹介するのはテイジンのV-LAPという素材を使った「J-Sleepアクティブ」というマットです。
体圧分散性能に優れたマットなので寝心地がいいのと、エア式マットと違って通気性に優れているので蒸れにくいという特長があります。
高速道路のサービスエリアなどで仮眠していると、車内をのぞき込む人がいたり、外からの視線が気になります。ところが視線を遮るだけで、車内がプライベート空間に変わります。
ときどきウィンドーにバスタオルなどを挟んで視線を遮っている人を見ますが、窓をすべて覆うことはできません。カー量販店で売っているカーテンも汎用(はんよう)品のためにウィンドーとの隙間ができてしまいます。そこで窓を遮るための専用グッズ「マルチシェード」を紹介しましょう。
このマルチシェードのすごいところは、車ごとに採寸していて、なおかつ300車種以上に対応するということ。視線を遮るとともに、断熱性も高いので夏は直射日光を遮断して車内の温度上昇を抑えることができます。
連休中、渋滞を避ける方法としても車中泊はおすすめです。夜のうちに目的地近くまで移動して、道の駅などで車中泊。朝起きたらすぐ目の前が観光地ですから渋滞はまったくなし。
帰りも同様で、観光地で思いっきり遊んで、まわりの人が帰宅するなか近くの道の駅などで仮眠。深夜、早朝に高速道路に乗れば渋滞知らず。休みを思いっきり活用できます。
車のなかで調理とはいかないまでも、お湯くらい沸かせれば便利ですよね。
コーヒーやお茶をいれたり、カップラーメンを食べたりできます。アクセサリーソケットを電源にした湯沸かしグッズが「ワクヨさん」です。デジタル温度計付きで温度設定ができるので、赤ちゃんのいるファミリーなら旅先でミルクを作ることができて重宝します。
全国を旅する中で、ミニバンやワゴンで車中泊しているたくさんの人を見かけました。このゴールデンウィークは車中泊デビューのチャンスです。
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