ニュースで言ってることは真実? ツイッターに投稿した漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題になった漫画家・吉谷光平さんが描きました。

1月2日に放送された「ニュース女子」で、沖縄県東村高江の米軍ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設への抗議活動などを取り上げ、「反対運動の連中」「テロリストみたい」と表現したり、人権団体が交通費相当の金銭を支給して現地の様子を発信する「市民特派員」を募ったことについて「5万円日当」などと伝えたりしました。

基地に反対する人たちへの取材をしていないと批判されていることについては「犯罪や不法行為を行っている集団を内包し、容認している基地反対派の言い分を聞く必要はないと考えます」などと説明しました。

BPOでは、放送人権委とは別の放送倫理検証委員会も、MXテレビに対し報告を求めています。

日本テレビ系列のミヤギテレビは、放送前に番組内容をチェックする「考査」をした結果、放送をやめました。
放送法4条は、意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすることを番組に求めていますが、「反対派の声がなく、一方的な認識になっていることから、放送できないと判断した」(コンテンツ審査室の担当者)といいます。

【よしたに・こうへい】 漫画家。サラリーマン生活や漫画家アシスタントなどを経て、月刊スピリッツの「サカナマン」でデビュー。月刊ヤングマガジンの連載「ナナメにナナミちゃん」の単行本1巻が発売中。ツイッターで公開した2ページ5コマの漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題に。