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コラム

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夫が退職、今年の夏は……〝30秒で泣ける〟漫画作者が描くボーナス

ツイッターで「30秒で泣ける」と話題になった漫画の作者、吉谷光平さんがボーナスについて描きました。

夫が退職、今年の夏は……〝30秒で泣ける〟漫画作者が描くボーナス=漫画は吉谷光平さん作
夫が退職、今年の夏は……〝30秒で泣ける〟漫画作者が描くボーナス=漫画は吉谷光平さん作

 夫が退職して初めての夏。今年はボーナスがないのか……。そんな妻の思いを、ツイッターで「30秒で泣ける」と話題になった漫画の作者、吉谷光平さんが描きました。

「ボーナスのない夏の大ボーナス」
「ボーナスのない夏の大ボーナス」
 今年6月、朝日新聞の声欄に寄せられた一通の投稿。茨城県に住む60代のパートで働く女性からでした。
「ボーナスのない夏の大ボーナス」
「ボーナスのない夏の大ボーナス」
 夫が退職したことで、サラリーマンの妻になって初めて、ボーナスがない夏を迎えた心境ががつづられています。
「ボーナスのない夏の大ボーナス」
「ボーナスのない夏の大ボーナス」
 タイトルは「ボーナスない夏の大ボーナス」。
「ボーナスのない夏の大ボーナス」
「ボーナスのない夏の大ボーナス」
 サラリーマンの妻になって初めて、ボーナスがない夏を迎えた。「ああつまらん」と心から思った。

 夫は72歳の春まで働いて、仕事をやめて3カ月。喜々として日々農作業にいそしみ、すっかり日焼けした。

 これからは年金生活。取り崩しの人生だわ。毎月入る給料は、当たり前と思っていたのに。

 夫いわく「72歳まで正社員として忙しく働いてきたのに、これ以上働けって、お前は鬼嫁か」。

 私は憎まれ口をたたく。「いや私はムコ取りで、あなたはムコ殿だから、私が偉いのは村中の方々が知っているわ」

 若い人に仕事を譲らないと人材が育たない。その通り。その通りだけど、仕事がないのはつらいわねえ。だって、毎年当たり前だったボーナスがないのよ。

 近所の人や知人からボーナスの話が出ると、そのへんの石ころを蹴飛ばしたくなるわ。

 でも夫は今まで、よおく働いてくれました。夫の元気さが、私にとっての大ボーナスよね。
「ボーナスのない夏の大ボーナス」
「ボーナスのない夏の大ボーナス」

 【よしたに・こうへい】 26歳の漫画家。サラリーマン生活や漫画家アシスタントなどを経て、月刊スピリッツの「サカナマン」でデビュー。現在は月刊ヤングマガジンで「ナナメにナナミちゃん」を連載中。ツイッターで公開した2ページ5コマの漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題に。

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