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旅館お風呂にシャンプー120本 一体、誰が? 女将「まだ増える」

風呂場に並ぶ、ボトル、ボトル、ボトル・・・。シャンプーやボディーソープが多すぎる旅館が、ツイッターで話題になっています。

多種多様なシャンプーやボディソープが、風呂場にずらりと並ぶ=高木旅館提供
多種多様なシャンプーやボディソープが、風呂場にずらりと並ぶ=高木旅館提供

目次

 風呂場に並ぶ、ボトル、ボトル、ボトル・・・。シャンプーやボディーソープが多すぎる旅館が、ツイッターで話題になっています。宿泊客が貸し切れる家族風呂に並んだボトルの数は、実に約120本。どうして、こんなに増えてしまったのでしょうか。旅館の女将(おかみ)に聞きました。

「尋常じゃない数」

 話題の旅館は、佐賀県唐津市の「高木旅館」です。部屋数5部屋、創業約60年を数える老舗旅館です。

 この旅館の宿泊客が5日、「今日泊まった旅館のシャンプーの数が尋常じゃない(笑) 」とツイッターに投稿。1万5千以上のリツイートと、1万以上の「like」を集めています。

 ネットでは「シャンプー選び楽しそうw 」などと盛り上がる一方、「客の忘れ物?」「 まるで常連さんの『ボトルキープ』だな」と、その理由をめぐって疑問が渦巻いています。

 旅館から写真を送ってもらうと、洗い場の鏡の前を埋め尽くすようにボトルが並んでいます。確かに尋常な数ではありません。二重三重に並んだボトルで、鏡の下半分が隠れてしまっている状態。さらに、窓の前にも、ボトルがずらりと並んでいます。もう置ける場所には、とにかくボトルが並んでいる印象です。

窓の前にも、大量のボトルが並んでいる=高木旅館提供
窓の前にも、大量のボトルが並んでいる=高木旅館提供

お客様に楽しんでもらおうと

 大量のボトルが、なぜ置かれているのでしょうか。女将の高木淳子さん(83)に話を聞きました。

――風呂場のボトル、何本くらい並んでいるのですか?
 「120本はあります。最近は置き場に困ってしまって」

――もしかしてお客さんの忘れ物とか・・・。
 「全て旅館で購入したものです。5年前に、50本ほど買い集めたのが最初です。家族風呂に置いて、楽しんでもらえる1カ月限定のプランを売り出しました」

――そのプランが人気を得たわけですか?
 「いえ、期間中のプランの予約はゼロでした」

――えっ!
 「けれど、せっかくたくさん用意したので、置き続けることにしました。するとお客様から『お風呂、楽しかったよ』と、喜びの声をいただけるようになったんです。それで、ネット通販も利用して様々なブランドの市販品を、もっと増やそう、もっと増やそうと続けてきました」

ゆったりと流れる松浦川のほとりにある=高木旅館提供
ゆったりと流れる松浦川のほとりにある=高木旅館提供

きっと、まだ増える

――あれだけ置いておくと、お金もかかるのでは?
 「1本あたり1500円の商品が限界です。ですので高級品はありませんが、馬油を使ったシャンプーや、柿渋入りのボディソープなど変わり種も用意しています。『自分が使っているブランドがあると、うれしくなる』という声をいただいたこともあります」

――まだ増やしますか?
 「お客様から期待もされていますし、きっと増やしてしまうでしょうね」

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