IT・科学
ジョルダン「北干住」に対応してた 「試しに入力」確認、1日で改修
「北千住駅」の駅名表示板が「北干住駅」になっていた問題。ジョルダンが、「北干住駅」でも検索できるよう対応し、話題になっています。
IT・科学
「北千住駅」の駅名表示板が「北干住駅」になっていた問題。ジョルダンが、「北干住駅」でも検索できるよう対応し、話題になっています。
東京メトロ千代田線「北千住駅」の駅名表示板が「北干住駅」になっていた問題。「乗換案内」を提供するジョルダンが、さっそく「北干住駅」でも検索できるよう対応し、話題になっています。同社によると、7月に入って十件以上の「試されている入力」を確認。以前から使用していた誤変換対応のプログラムを使い、1日足らずで改修をすませました。31日夕方から「北干住駅」でも検索できるようになります。
「北干住駅」の誤表示は、表示板のデザイン発注を受けた会社が文字の入力を誤り、メトロも図案の誤植に気づかないまま別の会社に作成を依頼してしたことで発生しました。表示板のLED照明化に伴い新調されたもので、7月1~7日未明に付け替えられました。7月21日に運転士が誤りに気づいたそうです。応急処置として「干」の上に「千」のシールを貼り、8月中旬にも正しいものに取り換える予定です。
誤表示のニュースを知ったジョルダンは、早速、プログラムの改修に着手。1日足らずで済ませ30日に「北“干”住でも検索可能です」という記事を自社のサイトに掲載しました。
ジョルダンによると、濁点を予測変換する機能が誤って働いてしまい「錦糸町」が「銀糸町」になるなど、これまでも誤った駅名を入力してしまうケースはありました。同社では、誤変換に対応するプログラムを開発しており、「北干住駅」でも、同じプログラムを活用できたそうです。
最近、目立っているのは、手書き入力を誤って認識するケース。「日」が「曰」になってしまうことが多く、こちらも対応済みだそうです。
7月に入り、これまでなかった「北干住駅」の検索が10件以上、確認されているそうです。「試しに入力している人がいるのかもしれません」と同社。「誤変換対応プログラムが、こんな形で役に立つとは思いませんでした」と話しています。
1/19枚