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受動ポップコーン、許せる? 「映画台無し」「もっとおおらかに」
映画館で隣の席から聞こえるポップコーンの「騒音」。受動喫煙ならぬ受動ポップコーン、あなたは許せますか?
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映画館で隣の席から聞こえるポップコーンの「騒音」。受動喫煙ならぬ受動ポップコーン、あなたは許せますか?
映画館側は、どう考えているのでしょうか。現状、多くの映画館では売店を設け、そこでポップコーンやジュースを売っています。劇場内に持ち込めるのは売店で買ったものだけというところがほとんどです。
映画の上映収入の相当な部分は、その映画の配給会社に入ります。その中で、飲食物の収益は劇場にとって見逃せません。ジュースの自動販売機の価格は、街頭のものよりちょっと高め。飲食は大事な収入源になっているのです。
一方、東京・渋谷の映画館「Bunkamura ル・シネマ」は、客席での飲食を基本的に禁止しています。「音を気にせず、映画の世界に没頭してもらいたい」というのが狙いです。
熱中症などの予防でペットボトルなどふた付きの飲み物はOKですが、それ以外は、専用のバーカウンターでしか飲食はできません。
岡田重信支配人は「映画館での楽しみ方はいろいろあるとは思いますが、当館は今後もこの姿勢は崩したくないと思っています」と話しています。