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Suica騒動 JR東日本、教訓学ばず 2年前の映像ショーも殺到

 JR東日本の東京駅開業100年を記念したSuicaの販売で来場者が殺到した問題、実は2012年にも同じようなトラブルが起きていました。丸の内駅舎に映像を投影するショーで、想定以上の見物客が訪れ、残り期間を残して打ち切りになっていました。

東京駅丸の内駅舎をスクリーンに見立て、映し出される映像。この時も来場者が殺到して・・・=2012年9月21日
東京駅丸の内駅舎をスクリーンに見立て、映し出される映像。この時も来場者が殺到して・・・=2012年9月21日 出典: 朝日新聞

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 JR東日本の東京駅開業100年を記念したSuicaの販売で、来場者が殺到した問題。実は2012年にも同じようなトラブルが起きていました。東京駅丸の内駅舎に「プロジェクションマッピング」の手法で映像を投影するショーで、想定以上の見物客が訪れ、残り期間を残して打ち切りになっていました。

記念Suica、途中で販売中止

 JR東日本は12月20日、「東京駅開業100周年記念Suica」を発売しました。しかし、購入希望者の混雑が激しくなったため、途中で販売を中止。1万5千枚が用意されましたが、販売を中止した午前9時40分時点で、8090枚は既に売られていました。JR東は後日、改めて販売するとしていますが、時期と枚数は未定です。

東京駅開業100周年記念Suica=JR東日本提供
東京駅開業100周年記念Suica=JR東日本提供

JR社員、行列の収拾できず

 JR東は、記念Suicaの発売を知らせるポスターに「前日から列にお並び頂くことはできません」と告知しましたが、実際は徹夜組も多くいました。20日未明には希望者が約1500人に急増。JR東東京支社の広報担当者は「収拾がつかず、(列に並ぶのを)断れるような状況ではなかった」と話しています。

JR東京駅では、開業100周年記念の「Suica」を買い求める長い行列ができた=2014年12月20日
JR東京駅では、開業100周年記念の「Suica」を買い求める長い行列ができた=2014年12月20日

駅では、怒号が飛び交った

 記念Suicaは赤れんがの丸の内駅舎をデザインしたもので、1枚2千円。1人3枚まで購入できるはずでした。20日朝には、駅前には9千人以上が並び、当初予定より46分早い午前7時14分に販売を開始しました。それでも駅前は人であふれかえり、午前9時40分に販売を中止しました。中止の決定に、大勢の人が「なぜ買えないのか」とJR社員らに詰め寄っていました。

JR東京駅で、開業100周年記念の「Suica」が途中で販売中止となり、駅員に問い合わせる人たちでごった返した=2014年12月20日
JR東京駅で、開業100周年記念の「Suica」が途中で販売中止となり、駅員に問い合わせる人たちでごった返した=2014年12月20日

2012年にも同じ騒動が

 実は同じ騒動は2年前にも起きていました。駅舎をスクリーンに見立て、コンピューター・グラフィックスの映像を投影する「プロジェクションマッピング」ショーが、2012年9月、企画されました。しかし、初日に3回だった上映回数は2回で打ち切りに。12月21日から28日にも同じイベントが開催されましたが、23日に予定より早い時間に終了、24日以降の開催も取りやめました。いずれも想定以上の見物客が訪れてしまったのが理由でした。

【動画】東京駅であった「プロジェクションマッピング」ショー。この時も見物客が殺到して打ち切りに=2012年9月21日

想定の甘さ、批判の声

 東京駅開業100年を祝う日に、自ら水を差したかたちになったJR東日本。しかも、同様のトラブルを2年前にも経験していたことに、批判の声が出ています。


 また、今回の記念Suicaをオンラインで発売しなかった点を問題視する意見も出ています。


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