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政治資金でキャバクラ あの国会議員たちの当落は?
政治資金をキャバクラとかで使ってた議員たちは、選挙でどうなったの?→みんな再選してたよ!
政治資金でキャバクラの代金を支払い、問題になった国会議員たちは今回の衆院選でどうなったのでしょうか。まとめてみました。
保岡興治元法相は、代表を務める自民党の鹿児島1区支部が、会食費の名目で鹿児島市内のキャバクラに3万2千円支払っていました。2013年の政治資金収支報告書によると、13年12月にキャバクラに3万2千円、同年4月には同県鹿屋市のスナックに2万円を支払っていました。
保岡氏の事務所によると、「秘書が県外からの客や党関係者と利用した。本人は同席していない」といいます。保岡氏は選挙区で当選しました。
武藤容治・総務政務官は、代表を務める自民党の岐阜3区支部が11年5月、岐阜市の繁華街・柳ケ瀬にある飲食店で「会合費」1万3340円を支出していました。この店の店長は取材に「当店はキャバクラだ」と答えています。
武藤氏の事務所は取材に「風俗やキャバクラとの認識は全くない。情報収集のためにマスコミを始め色々な方と懇談会をしており、おそらくそうした会合の一つで割り勘で支払ったと思われる」と回答していました。武藤氏は選挙区で当選しました。
江渡聡徳(えと・あきのり)防衛相の資金管理団体「聡友会」の収支報告書には、東京・赤坂の店名とともに、12年4月19日に「渉外費」4万円、同年5月9日に「会合費」2万円を支出した記載があります。先月13日、参院の外交防衛委員会で野党議員から「インターネットでこの店の求人を見たら、『キャバクラ求人』と書いてある」と指摘されると、江渡氏は知人経営の店に自ら行ったと説明。「キャバクラではありません。クラブであります」と述べました。
野党議員は「キャバクラとクラブに法的な区別はない。違法とは言わないが、政治資金で行くことが問題だ」と追及。江渡氏は「理解できない。情報収集や意見交換など重要な政治活動の一つという形で交際費が認められていると思う」と述べました。江渡氏は選挙区で当選しました。
ということで、キャバクラ報道があった衆議院議員はみんな、再選していました・・・。
ちなみに、“SMバー”が話題になった宮沢洋一経産相。宮沢氏は10月、2010年に政治資金管理団体から交際費の名目でSMバーに約1万8千円を支出していたことが発覚し、「私はそんな趣味はない。事務所の秘書が行った」と釈明しました。宮沢氏は広島選出の参議院議員のため、次回の選挙は2016年になります。
和歌山選出の自民党・鶴保庸介参院議員も2013年、東京都内のキャバクラや和歌山市内のクラブなどで会合代など計約25万6千円を政治資金から支出していたことが明らかになっていますが、こちらも次回選挙は2016年です。