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#米国中間選挙 共和党が上下院で過半数、内政外交への影響は

ライブブログ形式で米国の中間選挙の開票状況を速報します。

オバマ大統領
オバマ大統領 出典: ロイター

目次

 日本時間5日朝に開票が始まり、昼過ぎには共和党が上下両院での過半数獲得を確実にしました。特派員のツイートや開票速報、現地報道などをもとにしたライブブログです。

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開票速報ライブブログ(随時更新)

【14:00】
日本時間5日午後2時現在の議席獲得状況。

米国中間選挙の議席獲得状況
米国中間選挙の議席獲得状況 出典:朝日新聞デジタル「アメリカ中間選挙2014」


【13:30】
米メディアが続々と共和党が上院でも過半数確保と速報。


【13:04】
 上院、下院とも共和党が勝つと内政や外交にどういう影響がでるのか。クリントン政権の元政策顧問で、ブルッキングス研究所のウィリアム・ガルストン上級研究員は次のように語っています。

 これまで民主党が上院の過半数を維持していたので、オバマ大統領はほとんど拒否権を行使する必要がなかった。共和党が上院で過半数の議席を得れば、オバマ氏はこれまでにない決断を迫られることになる。

 共和党が上下院を制すれば、法案審議で融和姿勢に転じる可能性があることも見逃せない。

 国民の目には、今の共和党は何でも「ノー」の政党と映っている。現状では権限が限られるからだが、あらゆる妥協を拒んでいると見られ、2016年の大統領選を戦うには不利な状況だ。

 ところが共和党が上院でも過半数となれば、大統領との交渉で優位に立つし、これまで同意できなかった法案を(自分たちの主張に近づけて)通すこともできる。(多数派の)権限をうまく使い、「イエス」と言える政党だと国民に示せれば、政権政党にふさわしいと訴えることができる。
朝日新聞デジタル「共和勝てば法案成立に進展も 民主勝てばTPP合意は困難 ガルストン氏に聞く 米中間選挙」
 外交政策では、大統領には独立した権限があるが、議会がそれに立ち向かう場合も考えられる。

 11月24日を期限とするイラン核問題の交渉で包括合意に達した場合、条約のように上院の承認を必要とするのか、議会の承認のいらない大統領の権限で実行するのかを巡り、争いになるのは間違いない。議会は共和党を中心に、米イラン間の取引を全く快く思っていない。共和党上院トップに就任する議員は、この問題でホワイトハウスと対決する状況をつくるだろう。

 一方、今年1月に(環太平洋経済連携協定〈TPP〉などの貿易交渉を大統領に一任する)「貿易促進権限(TPA)」の法案が提出されたが、民主党の上院トップ、リード院内総務が直後に反対を表明して行き詰まった。(TPPの)貿易交渉には共和党の方が前向きで、そこは大きな違いだろう。
朝日新聞デジタル「共和勝てば法案成立に進展も 民主勝てばTPP合意は困難 ガルストン氏に聞く 米中間選挙」


【12:04】
なぜ、民主党は苦戦を強いられているのか。背景にオバマ大統領の不人気があります。

 2009年の就任時には6割を超えていたオバマ大統領の支持率は、4割前後に落ち込んでいる。理由の一つは、「大不況」と呼ばれる08年の金融危機前後の時代からの回復を実感できない人たちが多いことだ。

 「雇用は1990年代以降、最も速いペースで伸びている」。オバマ大統領は3日、インディアナ州での演説で政権の実績を訴えた。ホワイトハウスはいま、ツイッターで連日のように雇用者数などの経済指標を発信して米経済の回復を強調する。

 実際、ダウ平均は09年3月の最安値から2・6倍に上がり、一時は10%に達した失業率も、5・9%に下がった。ただ、標準的な家計の所得(インフレ調整後の家計所得中央値)は約5万1900ドル(約560万円)と、いまだに大不況前の07年の水準を下回る。統計上は失業者に含まれないが、フルタイムの仕事が見つからずやむを得ずパートタイムの仕事をしている人も多い。

 中東やウクライナなど世界各地で混乱が続く中で、オバマ氏の対外的な指導力にも批判的な見方が増えている。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」のまとめによると、5割前後あったオバマ氏の外交政策への支持率は、昨年夏から低下傾向になり、9月の平均は37・3%だった。
(岐路のアメリカ 2014中間選挙)逆風民主、オバマ隠し 残り1カ月、不人気が弱み

【11:54】
上院、ルイジアナは接戦で12月6日に決選投票へ。

獲得議席の途中経過
獲得議席の途中経過 出典:朝日新聞デジタル「アメリカ中間選挙2014」

【11:31】
 焦点となっている上院選の攻防。実は1票の格差が約66倍というすさまじい制度で運営されています。


【10:58】
米国の中間選挙で共和党が下院で過半数を維持すると米NBCなどが報道。



【10:37】
ニューヨーク・タイムズの当確速報は、現在、以下の通り。
上院:民主36・共和41
下院:民主38・共和73




【08:40】

 米国の上下院議員や州知事らを選ぶ中間選挙は、4日夜(日本時間5日午前)、一部の州で開票が始まった。オバマ政権の支持率が低迷する中で、共和党は引き続き下院で過半数を維持する見通しだ。共和党が8年ぶりに

【8:30】
カニエ・ウエストも投票を呼びかけ。




改選前の上下両院の議席

 上院は民主党、下院は共和党が過半数を占めている。中間選挙は共和党が優勢で、上院でも民主党を逆転するかどうかが焦点となっている。

改選前の上下両院の議席数
改選前の上下両院の議席数 出典:朝日新聞「アメリカ中間選挙2014」
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