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ヨーガン・レールさん死去 タニタより早く社食本 ブームの先駆けに
「ヨーガンレール」のデザイナー、ヨーガン・レールさんが亡くなりました。「ヨーガンレール」は社員食堂でも知られた存在でした。「タニタ」で注目される前に、「ヨーガンレール」の社員食堂で出された料理の本が出版され、その後の社食ブームの下地を作っていたのです。
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「ヨーガンレール」のデザイナー、ヨーガン・レールさんが亡くなりました。「ヨーガンレール」は社員食堂でも知られた存在でした。「タニタ」で注目される前に、「ヨーガンレール」の社員食堂で出された料理の本が出版され、その後の社食ブームの下地を作っていたのです。
天然素材を使った服や雑貨のブランド「ヨーガンレール」のデザイナー、ヨーガン・レールさんが亡くなりました。「ヨーガンレール」は社員食堂でも知られた存在でした。「タニタ」で注目される前に、「ヨーガンレール」の社員食堂で出された料理の本が出版され、その後の社食ブームの下地を作っていたのです。
「ヨーガンレール」の本社は東京都内でも緑が比較的多い清澄白河にあります。社員食堂の食材は厳選されていて、沖縄から届く野菜や米が調理されています。
2007年10月には、社員食堂のメニューをまとめた「ヨーガンレールの社員食堂」が出版されています。同じく社員食堂で有名なタニタがレシピ本を出したのが2010年9月のこと。タニタよりも前に「社食本」を出していたのです。「ヨーガンレールの社員食堂」は、ブランドのファンだけでなく料理好きの人からも支持され、静かな人気を呼びました。後にタニタによって巻き起こる社員食堂ブームの下地を作っていたのです。
食堂を作ってほしいと訴えたのは、ヨーガン・レールさん自身でした。本社を移転する時、オーガニック食堂を作るよう、強く要望したそうです。「誰がどうやって作ったかわからないものは食べたくない」。こだわりの社員食堂は、ブランドの製品でも天然素材にこだわるヨーガン・レールさんならではの願いだったのです。