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妖怪のまち境港で妖怪になる人が続出 今年も異様に盛り上がる

妖怪といえば「妖怪ウォッチ」になりがちなこのごろですが、妖怪のまち鳥取県境港市も負けていません。毎年、全国から参加者を集める「妖怪コンテスト」が20日、開かれ異様な盛り上がりを見せました。

妖怪になってしまった人たち=鳥取県境港市
妖怪になってしまった人たち=鳥取県境港市 出典: 朝日新聞

目次

妖怪といえば「妖怪ウォッチ」になりがちなこのごろですが、妖怪のまち鳥取県境港市も負けていません。毎年、全国から参加者を集める「妖怪コンテスト」が20日、開かれ異様な盛り上がりを見せました。

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【動画】妖怪そっくりコンテスト=杉山匡史撮影

妖怪のまち境港

「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるさんの故郷である鳥取には、「水木しげるロード」など妖怪にちなんだスポットがたくさんあります。

妖怪の魅力や楽しさについて対談する水木しげるさん(左)とさかなクン=2013年5月20日、東京都調布市
妖怪の魅力や楽しさについて対談する水木しげるさん(左)とさかなクン=2013年5月20日、東京都調布市 出典: 朝日新聞

世にも珍しい「そっくりコンテスト」

そんな鳥取では、「妖怪そっくりコンテスト」というイベントが開かれていて、今年で9回目をむかえました。腕におぼえのある参加者が毎回、手作りの衣装で妖怪に扮し、踊りや漫才を披露しています。

鬼太郎らに扮して踊る参加者たち=境港市竹内団地
鬼太郎らに扮して踊る参加者たち=境港市竹内団地

けっこう気合入っている出場者

風変わりなイベントである「妖怪そっくりコンテスト」ですが、参加者の意気込みは異様に高いです。第2回の「そっくりさんの部」で「砂かけ婆(ばばあ)」になりきって最優秀賞になった吉原真由美さんは「肌をぼろぼろにしてきた」という気合の入れようでした。

仮装の部最優秀賞の勝間田保育園と、そっくりさんの部最優秀賞の吉原真由美さん(前列の右から2人目)=2007年10月13日、夢みなとタワーで
仮装の部最優秀賞の勝間田保育園と、そっくりさんの部最優秀賞の吉原真由美さん(前列の右から2人目)=2007年10月13日、夢みなとタワーで
 審査の結果、「そっくりさんの部」は特殊メークや黄色のコンタクトレンズをして臨んだ東京都板橋区のタレント吉原真由美さん(28)が「砂かけ婆(ばばあ)」で最優秀賞になり、「肌をぼろぼろにしたかいがありました」。
2007年10月14日:妖怪そっくりコン、砂かけ婆が最優秀 「鬼太郎ファミリー」も受賞 境港 [朝日新聞紙面から]

グランドチャンピオンまで決めている

2011年には、歴代の優勝者によるグランドチャンピオン大会まで開かれています。この時は、雨ふり小僧のまねをした芸人さんがグランドチャンピオンになっています。

グランドチャンピオンになった雨ふり小僧のそっくりさん、佐々木憲夫さん(前列中央)と歴代の優勝者ら=2011年8月27日、境港市の夢みなとタワー
グランドチャンピオンになった雨ふり小僧のそっくりさん、佐々木憲夫さん(前列中央)と歴代の優勝者ら=2011年8月27日、境港市の夢みなとタワー
審査の結果、グランドチャンピオンには、雨ふり小僧のまねをした東京都文京区の芸人くじら(本名・佐々木憲夫)さんが選ばれた。
2011年8月29日:妖怪ものまね王決定 歴代優勝の6人対決 境港で大会 [朝日新聞紙面から]

「驚くほどそっくり」今年の優勝者は「サラリーマン山田」

今年の優勝者は、審査員から「驚くほどそっくり」と激賞された「サラリーマン山田」に扮した小池大介さんが選ばれました。「小学生の時はねずみ男に似ていると言われていた」という小池さんですが、鏡を前に練習を重ね「サラリーマン山田」化に成功しました。

でも、「サラリーマン山田」って妖怪?

「サラリーマン山田」を演じた、航空自衛隊美保基地の自衛官小池大介さん
「サラリーマン山田」を演じた、航空自衛隊美保基地の自衛官小池大介さん
審査の結果、最優秀賞には前歯と驚く表情に特徴がある「サラリーマン山田」を演じた、航空自衛隊美保基地の自衛官小池大介さん(40)が選ばれた。
鳥取)妖怪コンテスト、そっくりさんが多数登場 境港:朝日新聞デジタル

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