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貧乏ゆすり、実は健康にいいらしいぞ でもなぜ「貧乏」?
普段嫌がられることも多い貧乏ゆすり、実は冷え性を解消したり集中している証拠だったり、悪くもないようです。
普段嫌がられることも多い貧乏ゆすり、実は冷え性を解消したり、集中している証拠だったり、かなり名前で損している行動のようです。男性に多く、半数は無意識だそう。
女性が少ないのは、「たしなみ」として親から注意される機会が多いため、意識的に抑制した結果と考えられるそうです。
個人の癖ではなく、原始的な動きである可能性が高いそうです。研究によれば、その速度はひざから下の長さに関係し、足が長い人ほどゆっくり、短い人ほど小刻みにゆする。これは脊髄反射の証拠だそう。普段は大脳でコントロールしているものの、何かに集中している時などは、それが弱まり無意識に始めてしまう人も多いようです。
実は貧乏ゆすりは冷えの解消につながるそう。冷房の効いた部屋で足が冷えた時などは、意識的に貧乏ゆすり2種類(かかと上下とひざ開閉)それぞれ30秒を3セットすると、筋肉があたたまって緊張がほぐれます。実際に高齢者向けの健康教室で、貧乏ゆすりを採り入れた例もあるそうです。
でも「貧乏」とつくこともあり、イメージはよくありません。ちなみに調査では貧乏ゆすりをする人の多くは「自分は中流階級」と答えたそう。
最古の用例は江戸時代といいます。もう少しいいネーミングだったら、今頃、オフィスではみなが「貧乏ゆすり」をしていたかもしれませんね。