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貧乏ゆすり、実は健康にいいらしいぞ でもなぜ「貧乏」?

 普段嫌がられることも多い貧乏ゆすり、実は冷え性を解消したり集中している証拠だったり、悪くもないようです。

貧乏ゆすりで冷えの解消も?
貧乏ゆすりで冷えの解消も?

目次

貧乏ゆすり、男女で差

普段嫌がられることも多い貧乏ゆすり、実は冷え性を解消したり、集中している証拠だったり、かなり名前で損している行動のようです。男性に多く、半数は無意識だそう。

貧乏ゆすりを「する」と答えた人は男性の59%。多くの男性に共通のしぐさといえる。女性では、「する」が7%。
「貧乏ゆすりは人間の証明 鹿児島大グループの推理」 朝日新聞 1988年11月6日朝刊3面
貧乏ゆすりをする人のうち50%が無意識に始め、35%が意識的にやめる、と答えた。
「貧乏ゆすりは人間の証明 鹿児島大グループの推理」 朝日新聞 1988年11月6日朝刊3面

 女性が少ないのは、「たしなみ」として親から注意される機会が多いため、意識的に抑制した結果と考えられるそうです。

貧乏ゆすりは脊髄反射

ゆらし方は、つま先を床につけてかかとを上下させるタイプ(67%)と、かかとは固定したまま、ひざを開閉するタイプ(25%)がほとんど
「疑問解決モンジロー 貧乏ゆすり、なぜ?」 2007年1月12日20面

個人の癖ではなく、原始的な動きである可能性が高いそうです。研究によれば、その速度はひざから下の長さに関係し、足が長い人ほどゆっくり、短い人ほど小刻みにゆする。これは脊髄反射の証拠だそう。普段は大脳でコントロールしているものの、何かに集中している時などは、それが弱まり無意識に始めてしまう人も多いようです。

冷え性解消に効果

貧乏ゆすりで冷え性解消も
貧乏ゆすりで冷え性解消も 出典:imasia

実は貧乏ゆすりは冷えの解消につながるそう。冷房の効いた部屋で足が冷えた時などは、意識的に貧乏ゆすり2種類(かかと上下とひざ開閉)それぞれ30秒を3セットすると、筋肉があたたまって緊張がほぐれます。実際に高齢者向けの健康教室で、貧乏ゆすりを採り入れた例もあるそうです。

貧乏ゆすりを3分間続けると、ふくらはぎの皮膚温が1度近く上がった。これは約20分のウオーキングに相当する。「テレビを見ながらでも、3~5分、両足で速く貧乏ゆすりをすると、効果が期待できます」
「疑問解決モンジロー 貧乏ゆすり、なぜ?」朝日新聞2007年1月12日20面、「新かんたんリフレッシュ 貧乏ゆすりで冷え解消」 朝日新聞 2006年7月15日朝刊13面

なぜ「貧乏」?

でも「貧乏」とつくこともあり、イメージはよくありません。ちなみに調査では貧乏ゆすりをする人の多くは「自分は中流階級」と答えたそう。

貧乏ゆすりは「貧乏ぶるい」「貧乏ゆるぎ」ともいわれ、「貧乏な人は、寒さや空腹で震えていたためとされています」。
「貧乏ゆすりは人間の証明 鹿児島大グループの推理」朝日新聞1988年11月6日朝刊3面、「疑問解決モンジロー 貧乏ゆすり、なぜ?」2007年1月12日20面

最古の用例は江戸時代といいます。もう少しいいネーミングだったら、今頃、オフィスではみなが「貧乏ゆすり」をしていたかもしれませんね。

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