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佐藤美弥のファンさんからの取材リクエスト

福岡のバスが多すぎます。出勤時間帯には7‐8台のバスが連続して並ぶこともあります。なんでこんなことになったのか?



【取材リクエストに回答】西鉄バス、多すぎる理由

福岡市内は、とにかくバスが多い!読者からの取材リクエストをもとに、西鉄バス過剰台数の謎に迫ります。

JR博多駅前の折り返し場に入るため、待機する西鉄バス=2004年2月17日
JR博多駅前の折り返し場に入るため、待機する西鉄バス=2004年2月17日 出典: 朝日新聞

目次

取材リクエスト内容

福岡のバスが多すぎます、
自宅目の前のバス停では出勤時間帯になると停留所に泊まるためにバスが何台も並んでおり片側三車線の一番端はバス専用路線みたいになっております。(7‐8台のバスが連続して並んでることが毎日あります)
なんでこんなことになったのか調べていただきたいです、
よろしくお願いいたします。 佐藤美弥のファン

記者がお答えします!

 福岡のバスが多すぎるのはなぜ?

 福岡市内在住と思われる「佐藤美弥のファン」さんから、このようなリクエストをいただきました。

 "自宅目の前のバス停では出勤時間帯になると停留所に泊まるためにバスが何台も並んでおり片側三車線の一番端はバス専用路線みたいになっております。(7‐8台のバスが連続して並んでることが毎日あります)"とのこと。

 かつて転勤で福岡市内に住んでいた記者としては、大変よく分かります。

西鉄バスに聞いてみた

西鉄バスのロール状フィルムを巻いた行き先表示=2007年6月13日
西鉄バスのロール状フィルムを巻いた行き先表示=2007年6月13日 出典: 朝日新聞

 福岡でバスと言えば、イコール「西鉄バス」。

 鉄道会社である西日本鉄道(福岡市)が路線バス網を福岡、佐賀両県で展開し、全国一の事業規模を誇っています。

 同社広報室に聞いてみました。 

福岡市の中心部を数珠つなぎで走る西鉄の路線バス=2013年12月18日
福岡市の中心部を数珠つなぎで走る西鉄の路線バス=2013年12月18日 出典: 朝日新聞
 バスの保有台数は、2873台。  年間輸送人員は、2億6685万人。  走行キロ数は、15253万キロ ※いずれも高速バスを含むグループ全体、2012年度末時点

すごく…多いです。

福岡市内外に張り巡らされた、西鉄バスの路線図=2006年4月26日
福岡市内外に張り巡らされた、西鉄バスの路線図=2006年4月26日 出典: 朝日新聞
 広報室の担当者と記者が、電話でやり取りしながら一致した見立てを要約すると、大きく2つ。   ①県内外の通勤圏一円から、同心円的に通勤・通学のバスが、同じ行き先の市中心部に集まる ②廃止された路面電車の跡に広い道路ができ、バス専用レーンが充実している    全国の他の大都市と比べても、都心機能が、博多と天神という狭いエリアに集中している感もあり、中心部ではなおさら、バスが密集しているイメージが強いのでしょう。
現在の明治通りを走る路面電車。左には県庁前のバス停が見える=1970年12月30日、福岡市
現在の明治通りを走る路面電車。左には県庁前のバス停が見える=1970年12月30日、福岡市 出典: 朝日新聞

台数削減・合理化も

 いまバス事業はわずかに利益を出しているが、郊外には赤字路線が多い。
 鉄道も福岡(天神)駅に近い区間で稼いで、郊外区間の赤字をカバーしている。
 「自治体の財政支援がなければ赤字のバス路線は廃止や縮小の流れが強まる」と西鉄幹部は話す。
2013年4月12日:「バス・鉄道「採算重視」、合理化加速も 西鉄新社長」朝日新聞紙面から
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