お金と仕事
ビットコイン取引所、マウント・ゴックス債権者集会に迫る
経営破綻した、仮想通貨ビットコインの取引所マウント・ゴックス(東京)の債権者集会が23日、東京地裁でありました。
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経営破綻した、仮想通貨ビットコインの取引所マウント・ゴックス(東京)の債権者集会が23日、東京地裁でありました。
北林慎也 朝日新聞記者
共同編集記者 仮想通貨ビットコインの取引所「マウント・ゴックス」。債権者集会が23日、東京地裁でありました。
集会は非公開でしたが、朝日新聞経済部の篠健一郎記者の取材ツイートをまとめました。
本日午後、東京地裁でビットコイン取引所マウント・ゴックスの初の債権者集会があります。破産管財人の弁護士が破産に至った経緯やゴックス社が保有する資産、債権者への弁済の可能性などについて説明します。世界に12万7千人いる債権者は、どれぐらい集まるのでしょうか。取材に行きます。
— 篠 健一郎 (@shinoken9) 2014, 7月 23
マウントゴックスの債権者集会が行われる東京地裁前です。集会は非公開のため、報道陣が地裁に入る人を外から撮影しています。ゴックス社の債権者と思われる外国人の姿もありました。集会は午後1時半開始です。 https://t.co/kEXp59QyXL
— 篠 健一郎 (@shinoken9) 2014, 7月 23
三時半過ぎに集会が終わり、裁判所の外で記者が債権者に取材中です。 https://t.co/ZHy2K6KF8u
— 篠 健一郎 (@shinoken9) 2014, 7月 23
【債権者集会①】破産管財人からマウントゴックスの資産や消失したビットコインについて、委託した監査法人などが調査をしていると説明がありました。ただ、具体的な調査方法については明らかにされず、終了時期についても「未確定」。現金やコインの行方の解明には、時間がかかりそうです。
— 篠 健一郎 (@shinoken9) 2014, 7月 23
【債権者集会②】集会にはマルク・カルプレス最高経営責任者も出席しました。黒いスーツ姿に青色のネクタイで、債権者に対し「いろいろと迷惑をかけて申し訳ない」と語りました。その後はほとんど発言しませんでした。
— 篠 健一郎 (@shinoken9) 2014, 7月 23
【債権者集会③】質疑応答では債権者から「現金ではなくビットコインで返して」との要望がありました。破産管財人は資産をお金に換えて配当するのが原則とした上で、債権者にコインでの返却を望んでいるか尋ねました。債権者からは拍手が起こり、破産管財人は債権者の意向を参考に検討するとしました。
— 篠 健一郎 (@shinoken9) 2014, 7月 23
【債権者集会④】債権者が債権を届け出る期限は11月28日ですが、破産管財人から「相当期間伸長されることが必要」との説明がありました。債権の確定が遅れることになることから、破産手続きが長引くことになりそうです。
— 篠 健一郎 (@shinoken9) 2014, 7月 23
【債権者集会⑤】集会後の取材から。ノルウェー人のトレーダーの男性は、集会に出席するために昨晩来日。「満足できる説明はなかった。なぜビットコインがなくなったのかきちんと知りたかった。すべてのビットコインが返ってくるとは思っていない」と話していました。 #bitcoin
— 篠 健一郎 (@shinoken9) 2014, 7月 23
【債権者集会⑥=終】債権者集会は午後1時半に始まり、午後3時半過ぎに終わりました。出席者によると、ゴックス社側の説明は30分ほど、質疑応答が1時間半ほど。出席者は約90人で、外国人が目立ちました。次回の集会は11月26日です。
— 篠 健一郎 (@shinoken9) 2014, 7月 23
マウント・ゴックスのウェブページに本日の債権者集会での配布資料がアップされました。https://t.co/KGSyRxnIWu #bitcoin #mtgox
— 篠 健一郎 (@shinoken9) 2014, 7月 23
【債権者集会(番外編)】取材した債権者は一様に「情報が少ない」と嘆きました。消えたビットコインは「調査中」、ビットコインアドレスの公開も「安全面への支障を確認したい」など。破綻から5カ月経つも進展はほぼなし。次回の集会は4カ月後で、長期化は避けられなそうです。 #bitcoin
— 篠 健一郎 (@shinoken9) 2014, 7月 23