話題
春一番さん死去 父への思いが切ない。猪木氏もコメント
アントニオ猪木氏のものまねで知られる春一番さんが死去。朝日新聞の記事で吐露していた、父への思いが切ない。

肝硬変、47歳


アントニオ猪木氏が急きょ、コメント発表
あえて、元気ですかー!!を送ります。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
アントニオ猪木

朝日新聞の「おやじのせなか」の取材では、猪木氏と同い年の父親について、こう語っていた
猪木さんとお父(とう)は同い年です。お父は製鉄所のサラリーマン。まじめで無口でおとなしい。口うるさいお母(かあ)の横で、小さくなっている。「高校時代は生徒会長で柔道二段だった」と聞いたけど、とても信じられない。熱狂的な猪木信者の私には、物足りないわけです。
中学のころ、お母があまりガミガミ言うので、脳天チョップを浴びせていると、お父が丸めた新聞紙を振り上げて向かってきた。「しまった。怒られる」。ところが、顔を真っ赤にしたお父は一言。「ウウウッ、ふろ入れ!」。気が抜けました。
ツッパリだった私は「このままじゃ半端なチンピラになっちゃう」と高校を一年で中退して上京、芸人を目指して片岡鶴太郎さんの付き人になった。自分を知らない人がいないぐらいの芸人になる、と誓って飛び込んだ世界ですが、なかなか芽が出ない。お金もないし、仕事も来ない。
お金の無心も兼ねて実家に電話すると、いつもお母とけんかです。お父は電話を代わると、お母のガミガミを背中に、「お母さん、うるさいから」ってすぐ切っちゃう。「猪木さんのように、どーんと構えて強烈な一言を言って欲しい」と思いました。
お父は黙って十年も仕送りを続けてくれたんです。無言の激励だったんですね。世間に顔を覚えてもらえるようになって、ありがたみが分かるようになりました。売れない時代を支えてくれたのは、お父だったんだと。
岡山の実家にはもう二年も帰ってないけれど、まじめで無口なお父が、今では大好きです。恩返ししたくて仕方ない。お金をあげて片づく問題じゃないと思うから、もっと売れたい。それが親孝行になるんだろうと思います。
(聞き手・秋山惣一郎)
芸能界からも悼む声相次ぐ
春一番さんが亡くなられた…。
オレが松田さんとずっと組む前のグリーンボーイ時代から ハチミツ ハチミツと声を掛けてくれる先輩だった。明大前のプロレスBAR「梵婆家」でよく乾杯した。春さんお疲れ様でした!
— ハチミツ二郎 (@tokyodynamite) 2014, 7月 3
ものまね芸人 春一番さん死去 - Y!ニュース
信じられない…
新喜劇も出てもらったのに
ご冥福をお祈りします
http://t.co/MEs4dLkxzY
— 石田靖(吉本新喜劇 (@yasulog) 2014, 7月 3
春一番さんが亡くなられた。
あまり面識がない時にお会いした時に凄く褒めていただいたのがとても嬉しかった。普段はとても優しいしゃべり方をする方でしゃべり方に人の良さがにじみ出ていました。とてもとても残念ですが、天国で猪木さんのモノマネして大爆笑取ってください!ご冥福をお祈りします。
— たむらけんじ (@tamukenchaaaaa) 2014, 7月 3