シェアハウスに並ぶ200種の日本酒…「酒仙」が囲む〝名前のない鍋〟

ブリかまと昆布、殻付きエビの深いだし

白央篤司

酒瓶が並んだ棚の前で、人なつっこい笑顔で鍋を取り分ける豊田千木良さん

みなさんはどんなとき、鍋を食べたくなりますか。

いま日本で生きる人たちは、どんな鍋を、どんな生活の中で食べているのでしょう。そして人生を歩む上で、どう「料理」とつき合ってきたのでしょうか。

「名前のない鍋、きょうの鍋」をつくるキッチンにお邪魔させてもらい、「鍋とわたし」を軸に、さまざまな暮らしをレポートしていきます。

今回は、繁華街のすぐそばに住む、日本酒好きな26歳のもとを訪ねました。

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